https://www.youtube.com/watch?v=SAZKPQRBREc
Facebook株の急落で真っ先に気になったのが、360VRの将来がどうなるのかということ。現在、静止画と動画で稼いでいるが、360VRコンテンツへの参入を検討していたので将来が気になる。FacebookはOculusを買収していて360VRやる気まんまんなんですよね。まぁ、本業のSNSビジネスが頭打ちならば投資は継続するのかな。
しかし急落したと言っても株価はまだ176ドルある。確か株式を公開したときは40ドルとか20ドルぐらいだったような気がする。当時はGoogle+をメインSNSとして利用していたこともあって、周りはアンチFacebookばかり、どうせすぐに公開価格割れするとか一時的なバブルだとかそんな発言が多かったけど、買っておけばよかったなぁ。
そのGoogleについても同様で、私は翻訳業界にいたこともあって1998年、つまり創業直後から使っているんですよね。Googleが現れるまではAlta Vistaを使っていた。しかしGoogleが株を公開したときも買わなかったんですよ。Amazonも日本でサービスを開始したときに同時に利用し始めたのに株を買うという発想がなかった。はぁ。
よく老後に備えて貯金とか言うけど、自分が好きな分野とか得意な分野に限って投資するのが一番良いと思う。いま30年前の自分に一言アドバイスできるとしたら「自分が好きな分野に投資しろ」と言いますね。もう一言いって良いなら「10年単位で物事を考えろ」かな。一年の計をたてるひとは多いけど、10年単位で考えられる人は少ないんだよね。一発逆転とか一攫千金とか浮ついた考えを若いうちに捨てることができていたら・・・ま、生来の性格ゆえ、無理かな(笑)
まだ私もくたばりかけてはいないので、これからのことを考えてどこかに投資しよう。360VRのコンテンツを制作するというのも時間とエネルギーの投資だよなぁ。この分野はテクノロジーの伸びしろが大きいのでいまInsta360 Proクラスで撮っても5年経ったら解像度が不十分ってことになるかもしれない。
要するに未来のことはわからないけど、どこかに賭けないといけないってことですね。たとえ公務員になったとしても、本命馬の複勝を買っているような人生というだけで、絶対に安泰というわけではない。
と言ってもコントリビューターみんなに送っているやつです。
要するにいままでは会員の会費だけでサイトを運営して、クリップの売上は全額コントリビューターに支払っていたけど、8/1からは50%になりますって話のようだ。ちょっとこのサイトでも売れだしてきた矢先だから痛い。それでも他のサイトと比べて特に悪い条件じゃないから置いておきますけどね。どうせ登録作業はみんなまとめてコピペでやってるし。
ま、スタートアップのときは大盤振る舞いでコントリビューター(コンテンツ提供者)をたくさん集めて、軌道に乗ったらコミッションレートを変えるっていうのは常道手段だよね。PIXTAもやった。昔はいちいち怒ってたけど、もう最初から織り込み済み。そのうち動画も売上とか貢献度に合わせてコミッションレートが変わる時代が来るだろうから、その時までにカタログを充実させて最高レートをもらえるようにしておかないとね。
https://www.videoblocks.com/portfolio/kritayuga
恐怖の実話!悪夢と化した「夢の田舎暮らし」という東洋経済オンラインの記事がプチ炎上しているようだ。東洋経済オンラインとしてもアクセスを集めたほうが広告収入が増えるだろうから、わざと極端な事例を取り上げてセンセーショナルな見出しを掲げているのだろう。ビジネスだからある程度は仕方がない。が、実際に東京都から山梨県に引っ越してきた身としてはちょっと釈然としない点もあるので、自分の体験談と考えを書いておきたい。
私が富士北麓に住んで5年が経過した。なんだまだ5年か、と思うかもしれないが、自由業の気楽さから、私は飽きるとすぐに住居を変えてきたので、5年間同じ地域に住むのは珍しい。富士北麓に引っ越してくる前は新宿に住んでいたし、その前はイタリアのローマに住んでいた。現時点ではこの地域での生活を気に入っていし、満足もしている。
たぶんこの問題は、小さな子供がいるのか、地元で就職する必要があるのか、という点が重要なファクターになると思う。私のようにもともとが翻訳者で写真家およびビデオグラファーとしても収入を得ている自由業者で、しかも子供がいない場合、地元との接点は限りなくゼロに設定できる。あるいはSNSや趣味等を通して知り合った同じ地域の住民とゆるく付き合う程度で問題ない。ちょっと特殊なケースなので、参考にはならないかもしれない。つまり私の場合は、本質的にどこに住んでも大差ない。
でもこの記事を読んだ人が山梨県全体に対してネガティブな感情を抱いて、移住先から除外してしまうようだとちょっと悲しい。少なくとも私の経験の範囲内では嫌なことは殆どない。強いて言えば冬の寒さが厳しすぎるのが嫌だが、夏が涼しいので仕方がない。
あまり地元の人達との接点はなかったが、例外として大家さんがいた。この東洋経済オンラインの記事の人はろくに調べもせずに地縁もない場所にいきなり家を買って、それでうまくいかないと不平不満を漏らしているようだが、どうなんだろう? ちょっと慎重さが足りないんじゃない? 私はとりあえず賃貸を借りましたが、正解だった思います。
富士吉田では大明見地区に住んでいました。ここは昔は独立した町だったそうです。富士吉田界隈に詳しい人はわかると思いますが、吉田の中でも周辺部で上吉田・下吉田あたりよりもより田舎度が高い地域です。大家さんはそのあたりの旧家だったのですが、そこでワンックション入ったおかげで、地元の面倒な用事はまったく入りませんでした。消防団も近所に建物があったけど、まったく勧誘もされなかったし、ゴミも普通に捨てられたし、特に大きな問題はありませんでした。
たぶん祭りとかに積極的に参加したい人とかは寂しいんでしょうが、無理ですよ。そんなの。大船駅の近くのギリギリで横浜市栄区内に住んでいた頃、地元神社の祭りにちょっと顔を出したことがありましたが、そこですら完全によそ者扱いで疎外感を感じるような状況でした。温かくコミュニティに迎え入れてもらいたいけど、いろいろと面倒な義務を負うのは嫌だってのは勝手すぎるでしょう。面倒なのなしが良いです。
大明見の生活での唯一の問題は暴走族。毎朝必ず家の前の交差点で爆音をふかしていました。それだけは本当に嫌でしたね。冬場になると路面が凍るので来なくなるのが救いでしたが、その分寒かった・・・ 彼らの徘徊ルートとか住んでみないとわからないですから、とりあえずは賃貸がいいですよ。田舎には暴走族がつきもので、親子二代ってのが普通ですから。自分の子供の中学校の卒業式のために特攻服を親が用意したとかいう話も普通にあります。東京から来た人間の感覚では極めてダサいのですが、彼らは未だにかっこいいと思っているようで、この調子で行くと、3代、4 代・・・と代を重ねて歌舞伎のような日本の伝統になってしまうかもしれません。
その後は山中湖村の別荘地に引っ越しました。結局、別荘地に落ち着いた、という点ではこの人と同じですね。家の場合は知り合いに別荘送を売りたがっている人がいて、一年ほど賃貸で住んで、購入を決断した場合はその間の家賃を頭金にするという条件で借りました。とりあえず賃貸で住んでいる間に地元での情報網を作り上げておくと、こういうお得な話もみつかります。賃貸で気をつけるのは入居前にしっかりと写真を撮っておくことですね。この地域では容赦なく敷金プラスアルファを請求してくるケースがけっこうあるようです。
で、別荘地での住心地はどうかというと、更に良いです。本当に自然の中だし、ゴミは24時間何時でも出せるし、管理費もそれほど高くない。山中湖村は富士吉田より更に寒いので冬の暖房費で3万円以上かかるのは普通ですが、トータルで考えるとかなり快適です。なによりも嬉しいのは、暴走族や選挙カーが侵入してこないこと。一番の騒音は北富士演習場から聞こえる砲撃の音ですが、個人的にはあまり気になりません。山中湖村の別荘地も湖の北側ではもう少し静かだと思われます。が、坂がこちら側よりも厳しいので、冬場はジムニー必須かもしれませんね。家のあたりだとハスラーでもなんとかなります。
だらだらと書いてしまいましたが、まとめるとこうなります。
・まずは賃貸で住む。
・別荘地または新興住宅地に住む。
常識的に考えて、限界集落になんの縁もない人間がいきなり入っていって、うまくいく筈ないですよね。文化人類学的な好奇心が強い場合は別ですが。上の2点に留意すれば田舎暮らしって結構簡単だと思いますよ。なにしろ今はアマゾンがありますから、まったく不便を感じません。
初めてMemsourceを使う翻訳者さんはこのあたりをチェックすると基本的な使い方がわかります。
ずっとニコン機で風景を撮ってきたので当初はNikon D850を買うつもりだったのですが、最近動画の仕事が増えてきたのでPanasonic GH5を買いました。D850も歴代ニコン機の中では一番動画の性能が良さそうですが、いろいろと動画について調べているうちに、4K(約800万画素)程度だとセンサーサイズやレンズの解像度よりも大事な要素がいろいろあることがわかってきました。
風景の動画でいちばん大事なのはビットデプスだと思います。Logを使うことである程度ダイナミックレンジは補えるのだろうけど、8bitだと空の階調がかなり厳しいです。CAFについてはソニーやキヤノンのほうが圧倒的に良いのですが、MFで風景メインの私にはGH5が現時点では一番コスパが良さそうです。
GH5はAtomos Ninja Inferno等の外部HDMIレコーダーを使用すると、ProRes422HQという業界標準のハイクオリティなフォーマットで録画できるのですが、流石にファイルが大きくなりすぎるので、ストレージの時間的・金銭的なコストが掛かります(4K QHD 3840×2160 29.97 fpsで800Mbpsぐらい)。現時点では導入を見送りました。動画の収入がもう少し増えたら考えます。
というわけでSDカードに録画することになるのですが、一番良いクオリティのAll-I 400Mbpsもファイルがかなり大きくなってしまいます。128GBで42分しか録画できません。All Intraとかキーフレーム等の説明はうまくまとめているサイトがたくさんあるので省きますが、風景のように動く要素が少ない場合は422 10bit IPB 150Mbpsで良さそうです。動いているものが多いものをハイクオリティで撮りたいときだけ、ALL-I 400Mbpsで撮ることにしました。
で、動画用に新たに購入したSDとすでに使っていたSDカードでテストしてみた結果がこちら。
SanDisk Extreme Pro 300MB/s UHS-II U3 128GB:
400Mbp、150Mbpsともに容量を使い切るまで使用可能。
(さすがに高いだけあって完璧です)
Lexar 1000X 150MB/s UHS-IIU3 128GB:
400Mbpsは7分30秒ほどで録画停止、150Mbpsは容量を使い切るまで使用可能。
(Youtubeで10分以上録画できたという報告もあります)
同じ商品をアマゾンで購入しましたが、今回は400Mbps ALL-Iで40分以上連続録画し、128GBすべてを使い切りました! あたりなのでしょうか? 買ったのは以下のものです。
商品説明の写真とは微妙に異なっており、『V60』の文字があります。ひょっとしたら新型でマイナーアップデートが行われているのかもしれません。左の方は5000円台まで値下がりしていましたから、ALL Iで長時間撮らない場合はコスパが良いかもしれません。
SanDisk Extreme Pro 95MB/s UHS-I U3 64GB:
400Mbpsは19秒で停止、150Mbpsは容量を使い切るまで使用可能。
SanDisk Ultra 80MB/s UHS-I U1 128GB:
400Mbpsは12秒で停止、150Mbpsは容量を使い切るまで使用可能。
Sandisk Ultra 48MB/s UHS-I Class10 64GB:
400Mbpsは6秒で停止。150Mbpsは1分前後。
Transcend 90MB/s 600x UHS-I U1 32GB:
400Mbpsは8秒、150Mbpsは容量を使い切るまで使用可能。
SanDisk Extreme Pro 95MB/s UHS-I Class 10 U1:
400Mbpsは17秒で停止、150Mbpsは容量を使い切るまで使用可能。
(D800Eと一緒に5年前に買った旧型の割には頑張っています。金色のやつです)
400Mbpsで長く撮る必要がない場合はLexar 1000xがコスパ良いですね。150Mbpsで使用する場合はSandisk Ultra 80MB/sがコスパ最高です。SonyのUHS-II 100Mb/s (Writing)のやつが両方無制限に撮れれば、400Mbpsをよく使う人には一番コスパが良さそうです。だれか人柱になってください(笑)
RX100M5でも動画を撮るのですが、こちらはU3対応じゃないと100Mbpsでの録画をシステムが許可しません。60Mbpsで撮ることになっちゃいます。PanaosonicもU3を推奨しているようですが、ご覧のようにU1でも速ければ150Mbpsで無制限に録画できちゃいます。ちなみにRX100M5はU3対応でも最長5分です。ポケットに入るサイズなので仕方がないと思いますが、手ぶれ補正が弱いので三脚かジンバルが必要になるため、4K動画を撮るときは結局かさばります。動画用として考えている人はそのあたりもちゃんと考えたほうが良いです。GH5は手ブレロック機能を使えば手持ちで4K動画が撮れるので生産性は高いです。手ぶれ補正だけの性能で語ればG9 ProとE-M1 Mk2のほうが上なんでしょうが、総合的に考えるとGH5はバランスが良いです。
GH5を買ってからRX100M5の出番が減ったので、先日発表されたHuawei P20 Proあたりを買ってスマホとポケットコンデジの役割を兼用させることになりそうです。SIMフリーで出るかな?
iMacに買い換えて、移行もだいたいスムーズに行ったのですが、VMware上のWindows 7がネットに繋がらなくなってしまいました。ネット上の情報をいろいろ試してみたのですが、どれもうまく行かないで途方にくれていたのですが、なんとか自力で解決しました。同じ症状に陥る人もいるかもしれないので、備忘録を兼ねてブログポストにしておきます。
私のマシンは以下の通り。VMware Fusionのバージョンは8.5.9です。
すごく単純なのですが、対象のWindows7仮想マシンのスパナのアイコンをクリックして、[取り外し可能デバイス]から[ネットワークアダプタ]を選択。もしこれが表示されない場合は[デバイスを追加]から選んで追加。
そして[ブリッジされたネットワーキング]で[Wi-Fi]を選択。有線でつながっている人は[Ethernet]を選べばよいのだと思います。私の場合はこれで解決しました。
「一眼レフが無くなってミラーレスに置き換わる」って話を近頃よく聞く。いや、初代α7が出た頃から聞いていたけど近ごろ聞く頻度が増えた。私も昔はそう思っていたけど、ちょっとちがうんじゃないだろうか、と今は思っている。いや流れ的にはそうなんだろうけど、ミラーがついてるかどうかなんてのは瑣末な問題だと思う。そうじゃなくて、スチール写真は動画の一コマに過ぎないって状態になるんじゃないだろうか? 4K RAWで動画が撮れるプロシューマー機はもうすぐそこまで来ている。
写真集などの大判印刷する必要のない領域で、今の高画素機を使う理由はない。いくらトリミングできると言ってもね。全体の画素の一割〜二割ぐらいしか使わない前提? α9が連射すごいって言ってもPhantom Flex4Kなんて4Kで1000FPSだから、全然次元が違う。すでに個人でRED Scarletあたりを買って風景を撮り歩いている人もいるようだが、そういう人が増えるんじゃないかな。たまたま決定的瞬間を写してしまう可能性も高まるだろう。
もともとスチルのカメラマンで今は動画で稼いでますって人も多い。この意見は別に私のオリジナルでもなんでもなく先輩の写真家の受け売りです。が、先日Panasonic GH-5で4K動画を撮って実際に実感しました。理解するのと実感するのは違いますね。スチルがビデオの一コマでしかない時代はもうすぐそこまで来ている、と確信しました。
GH-5って一応スチルカメラなんだろうけど、実際には動画目的で買っていく人が多いですよね。長秒露光みたいなスチルならではの領域に特化した機種はニッチな市場を捉えて生き残るのかもしれない。一方で秒単位のショットもタイムラプスの一コマにすぎない、という考えもあるでしょう。
スチルカメラの存亡の危機というより、スチルカメラとビデオカメラの間の壁はすでに崩壊しているといったほうが良いかもしれない。REDやARRIなどのハイエンドビデオカメラメーカーも含めた競争の時代になるのではないでしょうか?
そこでちょっとニコンについて考えてみると、D7500やD500も4K動画をサポートしているけれど、センサーの真ん中あたりを4K分クロップした動画のようです(つまりスチルと比べると1.4xぐらいに画角が狭くなる)。またD5の4K動画も同様に等倍切り出し。なのでセンサーの性能をフルに使えない。等倍で完全な解像感のないベイヤーセンサーだと、中心部の切り出しとはいえ解像感は今一つになってしまう。そもそもこの仕様だと超広角で動画が撮れない。ちなみにCanon 5D4も同じような等倍切り出しの仕様のようで、500MbpsのMotion JPEGで巨大なファイルを作る割には、解像感はいまひとつのようです。使える動画機能をもたせちゃってCinema EOSが売れなくなると困るのでしょう。
その点、D850はビデオカメラとしてもなかなか良さそうです。D850はちゃんとFX(フルサイズ)とDX(APS-Cサイズ)で4Kが撮れる! 他のニコン機とは違い等倍切り出しではありません。DXでも2000万画素程度あるので4K動画の解像感は十分です。同じレンズで焦点距離や被写界深度をいろいろと選べる。つまり一粒で二度美味しい。
ただし動画のクオリティはビットレート150Mbpsでどうも8bitっぽい。4096ピクセル幅もサポートしていない。このあたりはGH-5に負けてしまうけど、ビデオカメラとしても悪くはないでしょう。少なくとも今までのニコン機よりはずっと良い。
4K動画をサポートしながらRAWでの動画撮影が不可能で、100Mbps(Sony)や150Mbps(Nikon)の低ビットレートでしか撮れない、というのは静止画に例えてみればjpeg normalでしか写真を撮れないような状態なのだと思います。いくらセンサーとレンズが良くても、それじゃ最高の画質は得られません。GH-5の4:2:2 10bit 400Mbpsはjpeg fineといったところでしょうか?
キヤノンはシネマEOS、ソニーもハイエンドのビデオカメラを出しているから、4K RAWのサポートをスチルカメラで実現するのは難しいと思う。でも、ニコンはハイエンドビデオカメラを出していないのだから、思い切って4K RAWをサポートしたD850VとかD5Vを出したらヒットするんじゃないかな? そのあたりに活路を求めるのはありだと思います。我ながら先日提案したスクエアセンサーよりもずっと現実的な提案だと思う(笑)
そういえば最近デジカメインフォにSIGMAがFoveonの動画機を開発中かもしれないという噂が出ていたけど、これが実現すればすごく面白い。あの画質で動画になったらたぶんハリウッドが飛びつく。1.9:1の4K(4096×2160)のFoveonセンサーを仮に作ったとしたならば三層でも合計2600万画素程度。映画産業がメインのターゲットなら24fpsで良い。両端をクロップした3840×2160のUHDで30fps行ければ十分。これぐらいならば熱やデータ転送の問題もなんとかなるかもしれない。ハイエンド/プロシューマー向けなら少しぐらい大型化しても許される。
私も時代の流れに取り残されないように動画を強化しようと思う。というか、写真を始める前はもともと音楽を作っていたので、動画に行けば今まで自分が情熱を傾けてきたさまざまな要素を統合できそうな気がする。Steve Jobsの言うところのConnecting the dotsみたいな。
D850、相変わらず在庫ないですな! GH-5買っちゃおうかな・・・ いっそ今持ってる機材を全部売っぱらってRED RAVENとか? ZENMUSE X5SをつけたInspire 2を地上に固定してドローン兼固定ビデオカメラにするのはありなのだろうか?
あ、書き終わってから気がついたけど、動画でも録画中は鏡使わないのでレフの意義については殆ど無いですね。昼間の長秒露光中も光学ファインダーのシャッター降ろさないと写真がダメになるし、むしろ害が多いかもしれない。動画撮影中の光学ファインダーの使用にこだわるとすると二眼になりますね。見てみたいような気もするけど、買うかどうかはわからない(笑)
要するに「ミラーレスが有利なのは否定しないけど、もう少し長い目で見ればそもそもスチルカメラってカテゴリーの存在自体が怪しくなるんじゃない?」って話でした。
2000万画素が高画素とか頓珍漢なことを書いているので、おそらくカメラに詳しくない人が書いたのでしょうが、この記事を読む限りでは、ニコンが高画素ミラーレス機の製造に着手していて、十分な解像度を得るために半導体露光装置の技術を転用している、とも受け取れますね。
半導体露光装置についてはよくわからないのですが、これを機にちょっとだけ勉強してみました。ニコンのページを見る限りでは、液浸露光とマルチプルパターニングという技術が鍵のようです。
『液浸露光』が転用された場合は、カメラの中に水が入ることになりますね。ついでに冷却水としても機能すればセンサーの発熱を抑えることができるので一石二鳥かもしれません。しかし、このブログ記事を読んでみたところ、どうやらこの技術を使用するにはレンズの後玉とセンサーの間を純水に浸す必要があるようです。ということは、レンズ交換式では無理があるので、フルサイズまたは中判のレンズ一体型が出るかもしれないですね。これが実用化したら大きな差別化になりそうです。
『マルチプルパターニング』はリアルレゾリューションとかハイレゾショットと似たような技術という印象です。ということはセンサーを動かす必要がありそうなので、ボディ内手ぶれ補正の技術も同時に開発して欲しいですね。
中高級機のマーケットってどれぐらいの規模あるんだろうか? という疑問もあるけど、高級ブランドとして生き残りを掛けるという戦略も悪くないかもしれません。
というわけで、私の予想は上記の技術を使用したフルサイズまたは中判の5000万画素超の一体型高級機! です。希望的観測ですし、本当に出たらパソコンも買い換えないとならないので出費が大変ですけどね。
とにかくワクワクするような製品を作ってもらいたいです。