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ニコンが産業用レンズ技術をカメラに転用、という記事を読んで将来出てきそうな製品を予想してみた。

「デジカメ」改革急務のニコン、産業用レンズ技術転用し中高級機に搭載

2000万画素が高画素とか頓珍漢なことを書いているので、おそらくカメラに詳しくない人が書いたのでしょうが、この記事を読む限りでは、ニコンが高画素ミラーレス機の製造に着手していて、十分な解像度を得るために半導体露光装置の技術を転用している、とも受け取れますね。

半導体露光装置についてはよくわからないのですが、これを機にちょっとだけ勉強してみました。ニコンのページを見る限りでは、液浸露光とマルチプルパターニングという技術が鍵のようです。

『液浸露光』が転用された場合は、カメラの中に水が入ることになりますね。ついでに冷却水としても機能すればセンサーの発熱を抑えることができるので一石二鳥かもしれません。しかし、このブログ記事を読んでみたところ、どうやらこの技術を使用するにはレンズの後玉とセンサーの間を純水に浸す必要があるようです。ということは、レンズ交換式では無理があるので、フルサイズまたは中判のレンズ一体型が出るかもしれないですね。これが実用化したら大きな差別化になりそうです。

『マルチプルパターニング』はリアルレゾリューションとかハイレゾショットと似たような技術という印象です。ということはセンサーを動かす必要がありそうなので、ボディ内手ぶれ補正の技術も同時に開発して欲しいですね。

中高級機のマーケットってどれぐらいの規模あるんだろうか? という疑問もあるけど、高級ブランドとして生き残りを掛けるという戦略も悪くないかもしれません。

というわけで、私の予想は上記の技術を使用したフルサイズまたは中判の5000万画素超の一体型高級機! です。希望的観測ですし、本当に出たらパソコンも買い換えないとならないので出費が大変ですけどね。

とにかくワクワクするような製品を作ってもらいたいです。