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持続化給付金のまとめ(フリーランス編)

・2020年1月-12月の間に前年同月比で売上が50%以下の月がひと月でもあれば対象
つまり、4月の時点で申請できなくても今後影響が出て売り上げが半減した場合は申請できるということです。

・給付金は最大で100万円
計算の仕方は後述しますが、本業でやっている人はたいてい満額の100万円もらえます。

支給される額は「前年の総売上」から「前年同月比で50%以下の売上の月の売上 x 12」を引いた金額、または100万円の小さい方です。

たとえば去年1年間の売上が250万円、去年3月の売上が20万円で今年の3月の売上が10万円だった場合、250万円 – (10万円 x 12ヶ月) = 130万円となる。この場合100万円を超えるので、100万円の給付金を申請できる。

・申請はまだ先。4月最終週にWebメインで受け付ける予定。
窓口に殺到したら感染原因となるので当然といえば当然ですが、オンラインでの受付をメインにするとはなかなか日本政府も頑張っていると思います。

・必要書類は以下の3つ
①本人確認書類、
②2019年の確定申告書類の控え
③減収月の事業収入額を示した帳簿等

毎年、年が明けてから一生懸命帳簿をつけている人も、すぐに申請できるように第1四半期の帳簿付を完了させて待っていたほうが良いでしょう。

4/28追記:
➂については売上台帳だということが判明しました。

通帳の写しも必要になるようなので、いまのうちにスキャンしておいたほうが良さそうです。
地元県議会議員の情報によると5/1から受け付ける可能性が高いようです。
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin_kojin.pdf
https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html

・ご相談は0570ー783183(平日・休日9:00~17:00)

私はすでに売上半減の月があるので、100万円申請できます。申請解禁と同時に動けるように準備して待つことにします。

日本政策金融公庫のほう(借金)は先月30日に申請したけどいまだ音沙汰なし。最悪、価格が暴騰しているスイッチとリングフィットアドベンチャーをヤフオクかメルカリでさばくかな・・・(;´∀`) 売っても転売じゃないよ。純粋にダイエット目的で買ってクリア寸前ですから。

これがもらえたら本当にありがたいです。みなさん頑張って生き延びましょう。

ソース情報

この記事は2020年4月13日に書きました。

愛国買いという愚行

「愛国買い」というのは私が勝手にそう呼んでいるだけで、正しくはなんと表現するのか知りません。つまり、同じような製品があったら日本製を選ぶ、というか日本製の製品はもうあまりないので、日本企業の製品を選ぶ、というやつです。

日本が衰え始め、中国や韓国など他のアジア諸国の台頭が目についてきた21世紀初頭、2010年ぐらいまでは、私もこの愛国買いという行為をしばしばしていました。SamsungのディスプレイではなくIiyamaを買うとか、電子レンジや洗濯機はLGじゃなくてPanasonicにするとかそんな感じです。

当時は日本企業も日本での販売価格を低めに設定してる企業が多かったので、韓国製が似たような性能で安いとはいえ、それほどコストパフォーマンスに差はありませんでした。

しかし、そうやってサポートしてもらった日本企業は日本の消費者のことを本当に考えているでしょうか? 

そのあたりにちょっと疑問を感じたしたのは2005年頃でした。当時、私はAudio TechnicaのAT4040というマイクが欲しかったのですが、アメリカでの価格と日本の価格の差がだいぶあったのです。日本企業の製品なのにアメリカでの販売価格のほうがずっと安い。生産国はどこだか知りませんが、仮に中国だったとしても日本のほうが近いから輸送コストも低そうなもんです。とはいえ個人輸入すると国内サポートを受けられるか定かではなかった上に送料が高かった。

私は悩んだ末にShureのKSM44というマイクを購入しました。AT4040よりも上の価格帯のマイクなのですが、Shureはアメリカの会社で工場はメキシコなのに日本とアメリカの販売価格差がほとんどなかった。

もちろん私が知らない裏の事情があってそういう価格設定が行われるんでしょうが、他の国のユーザーが厚遇されているとボッタクられているように感じてしまいます。

で、私がいまメインで使っているカメラはパナソニックです。図らずもむかし電子レンジや洗濯機等で愛国買いして支えてきた会社です。他の業務についてはよく知りませんが、カメラ事業に関して言えば、パナソニックほど日本のユーザーを冷遇している企業はありません。

私が使っているのはLumix S1というカメラです。これが出たときに私は予約して買いました。ぜんぜん売れなかったので予約する必要なんてなかったんですが、私的にはスペックがツボだったのでてっきり売れると勘違いして思わず予約して買ったのです。

が、日本で買った人にはまったく特典なし。SDカードすら付きませんでした。一方、アメリカでの販売価格は日本よりも若干安い上に35,000円ほどするバッテリーグリップをオマケでつけるという大盤振る舞い。これを知ったときに一瞬予約をキャンセルしようかな、とも思いましたが、何しろスペックがツボだったので我慢しました。これって要するに私達が余分に払ったお金で、アメリカ人のユーザーにバッテリーグリップを無料でプレゼントしてるのと同じことじゃないですか?

で、今度はヨーロッパです。Lumix S1で10bit 422での4K動画撮影を可能にするDMW-SFU2というアップグレードソフトウェアキーがあるのですが、日本では2万円するのに、なんとヨーロッパでは無料! 無料ですよ! またしても日本のユーザーへのこの仕打。ふざけんなパナソニック。ぜったい買わね〜、と言いたいところだけど、必要なので買いました。

発売前の商品をYouTuberなどに渡してレビューしてもらうのも最近のマーケティングのトレンドですが、パナソニックはこのあたりも徹底していて、日本人のYouTuberには渡さなかったようです。ジェットダイスケみたいに20万以上のチャンネル登録者がいる人にも渡さず、1万人以下のサブスクライバーしかいない欧米のYouTuberには渡すという徹底ぶり。もしかしてパナソニックは日本人が大嫌いなの?

私はこのカメラもキットレンズも凄く気に入っているし、パナソニックのエンジニアも大いに称賛したいところです。が、上記の理由から、マーケティングの連中にはちょっとムカついています。いくらなんでも日本のユーザーを冷遇しすぎだろ! ああ、こんな会社を愛国買いで支えていた俺、アホだな。LGの電子レンジや洗濯機を選んで節約しておけばよかった。

ちなみにCP+の対応もPが一番悪かった。こちらの専門的な質問にものらりくらりと回答になっていないような答えしかよこさないでかなりイライラした。人を並ばせといて、一部のメディアに思いっきり割り込ませるし。予約していたのでウキウキしてブースに行ったのだけど、一気にテンション下がった。ちなみに一番良かったのはリコーで、答えづらい質問にも真摯に対応してくれました。

愛国買いなんて無意味です。あなたが応援しているその企業、あなたのことなんてまったく気にしてないかもしれませんよ? 大企業はすでにグローバル企業化しているので、日本企業とか韓国企業とかそういうカテゴリーはあまり意味がありません。

一番コスパが良い製品やサービスをあなたに提供している企業があなたにとって一番良い企業なのです。

日本人の嫌な奴と韓国人のいい奴、どっちと友達になりたいですか? 要するにそういうことです。愛国買いは無意味なのでやめましょう。

S1は良いカメラなので、使い続けますけどね!

WWFによるクレジットカード自動引き落としの謎

先日、山中湖村のセブンイレブンでクレジットカードを落とした。店の人が親切にクレジットカード会社に連絡してくれたので、即時利用が停止されたのだが、一度落として他人に拾われたクレジットカードはもう使えないという決まりらしい。仕方がないので再発行手数料を支払って新しいカードを送ってもらった。

その際にクレジットカード会社の人から「カードの番号が変わるので自動引落になっているものは再設定して頂く必要があります」と言われたので、仕方なくガスや電気等クレジットカード経由の自動引落としになっているものの再手続きをしたのだが、月々500円自動引落になっているWWFへの寄付については手続きをしなかった。

昔マヌルネコのバナー広告にやられて、マヌルネコを保護してもらいたくて思わず自動引落しの契約してしまったのだが、その後『WWF黒書―世界自然保護基金の知られざる闇という本を知ってしまったのです。読んではいませんが、寄付額の半分は人件費に使われるとか幹部は億単位の年収をもらってるとか。いろいろとジャーナリストが告発しているようです。常識的に考えて、この手の団体の幹部は名誉職で無給、職員も通常よりもちょっと低い給料だけどやり甲斐があるので、納得して働いている、って感じかと勝手に思い込んでいました。近所で猫の保護してる人たちとかみんなボランティアだし、それが普通でしょ? 

WWFって人件費だけでなく、広告宣伝費も相当使ってますよね。私ももともとバナー広告に釣られて寄付していたわけだし、フェイスブックでも頻繁に広告を見ます。たぶんこのブログポストにもGoodle Adsense経由で広告を出しているんじゃないでしょうか? 皮肉なものです。

なんで生活費の捻出やローンの支払に苦労している自分がそんな連中に寄付しなければならないんだ? とアホくさくなったので、これを気に自動引落の更新手続きはやめておこうと思ったわけです。マヌルネコの支援は他の方法を考えるとして、WWFはどうも怪しい。動物のためにも金は使われているのでしょうが、実際はごく一部なのではないかという疑念がかなりあります。

しかし、自動引落の更新手続きをしておらずクレジットカードの番号も変わったのに、なぜか引き落とされ続けています。恐ろしやWWF。

仮に効果的な動物保護にもある程度の予算が使われているとしても、マヌルネコ以外の動物に使われる金額のほうが遥かに多いでしょうから、実際にマヌルネコの保護に使われるのは私が寄付している月500円のうちのほんの数円でしょう。大半は人件費と広告費で消える。だったらロシアでマヌルネコを保護してる団体とかに直接送ったほうがいい。

寄付って難しいです。寄付をするなら自治体とか赤十字が無難ですね。WWFって一瞬国連系のちゃんとした団体かと思っちゃうけど、特に関係ないみたいです。

この手の寄付ビジネスの連中は苦手なんですよ。チャリティ関係の募金運動をする団体の幹部は清貧を貫いていないと説得力がない。今の時代に清貧が無理なら、先進国の平均所得よりもちょっと上ぐらいで我慢してください。チャリティビジネスで億単位の金を稼いでるやつらって最低だと思う。ボブ・ゲルドフも嫌い。自分よりも遥かに貧しい人間に寄付を要求するなら、自分も必要最低限の生活費だけ残して残りを寄付しろっ。

団体として利益をあげること自体は大事だと思います。そうじゃないと継続できないだろうし。しかし、扇情的なイメージを使用して動物が可愛そうという感情を喚起し、自分たちより遥かに貧しい人間から金を巻き上げて、自分たちは贅沢な生活をするってやり方はとてもじゃないが支持できない。

というわけで、WWFのホームページから退会を申し込もうかと思います。