月別アーカイブ: 2020年4月

もはや日本の命運はGWの天気次第か!?

先日の局地的大雪で梨ヶ原が真っ白になった富士山。2014年の大雪以来かもしれない。レアな光景なので撮りに来る人が増えないように、雪が溶けてから公開。

非常事態宣言が全国に拡大されたが、そんなものお構いなしで多くの人が山中湖村にやってきていた。今日は天気が良かったからだろう。山中湖畔の長池の駐車場は県外ナンバーで満車状態だった。みなさん一体なにをしているんだろうと、観察してみたところ、どうやらジョギングやウォーキングをしている人たちが多い。

おそらく都会ではのびのびと散歩やジョギングすらもできないのだろう、と想像するに、ちょっと同情もする。が、やはり今は来てほしくないというのが本音だ。

バイクでのツーリングの人もたくさんいた。中には20台ぐらいの大きなグループがいて、そんなグループや多数の県外ナンバー車が特定のコンビニに密集しているのを見ると、山中湖村で感染が広がるのも時間の問題だと思う。

外でのびのびと運動したい、天気が良いのでバイクで遠出したい、という気持ちはわかる。が、地元の住人としては不安になる。富士北麓で救急対応できる病院は富士吉田市民病院と河口湖の山梨赤十字病院しかない。他の病気や怪我の人もICUが空いてないがゆえ、助かる命も助からないという状態にすぐに陥ってしまう。私はわりと健康なので自分のことは心配していないが、家族が心配だ。

第一回自粛が予定通りに終わるかどうかは、結局GWの天気次第だと痛感する。晴天が続くようだと感染爆発が起こるのは間違いないだろう。その場合は、多数の命が犠牲になり、そのまま梅雨が終わるまで自粛期間が伸びることになると思う。

諸般の事情により、政府は強制力のある規制を出せないようなので、もはや祈るしかない。日本の命運がお天気次第とは、なんともやりきれない話だ。非常時にもう少し強制力のある規制を打ち出せるようにすべき、という意見が説得力を持つのは不可避だろう。

自粛しない人間を口撃する人がいて、このような日本特有の同調圧力が嫌いという意見がある。そういう人たちは正義警察や不謹慎厨と揶揄されることもある。

日本特有の同調圧力は私も嫌いだ。だが、今回の件は自粛要請を無視して遊んでいる人が多いほど、真面目に自粛している人間が長い期間の自粛を強いられる。自分の不利益に直結するのだから怒って当然だと思う。

医療従事者だったらなおさらだろう。自粛要請を無視して遊んでいる人が感染して担ぎ込まれてきても、治療しなければならない。しかも、自分の感染リスクは増すし、家族が差別を受けるような事例すら出ている。もうやってられないと、辞めても責めることはできないが、辞める人が増えるとより深刻な医療崩壊が起こり、残っている人たちがより劣悪な環境で従事しなければならなくなる。だから真面目な人はやめたいと思ってもやめられない。

つまり真面目な人間が損をして、遊び呆けている人間の尻拭いをしなければならないという事態なのです。

今回の自粛しない人への口撃は、たとえば天皇が崩御した際に遊んでいる人たちを非難するのとは根本的に性格が異なる。尊王思想の持ち主であれば、そういう人たちに気分を害されるだろうが、別に自分の収入が減ったり、命の危険にさらされる心配はない。ただ感情的に受け入れがたい行為を批判していたこれまでの不謹慎狩りとは違う種類です。だからみなさん自粛しましょう。

自分にできることをしっかりやってあとは祈るしかない。そういう状況ですね。

2020年4月19日に投稿

朝日新聞の見出し詐欺がひどい

私はいわゆる右翼ではなく支持政党なしの人間です(選挙には行ってます)。朝日新聞については左寄りの立ち位置にあるそれなりに権威のある新聞だと認識していました。が、最近はあまりにも見出し詐欺的な行為がひどいのでニュースソースとしての評価を大幅に下げました。そのように考える契機となった記事を2つご紹介します。

年金開始75歳法案、14日審議入りへ 「緊急事態」も先送りせず

『年金開始75歳法案、14日審議入りへ 「緊急事態」も先送りせず』という見出しを読んだだけでは、年金をもらえるのが75歳からになってしまう! と思いますよね。私もそう思って政府にたいする怒りがこみ上げてきました。リンク先の無料で読める記事の内容を読んでもあまり印象は変わりません。

が、実際には「支給開始年齢を75歳にすることもできるようにする」という改正のための審議です。基本はいままで通り65歳からの支給のままです。70歳または75歳からの支給を希望すれば、支給開始が遅れる代わりにより高額の年金を受給できます。これ、明らかにミスリーディングを狙っていますよね。

日経は「年金受給開始75歳 改革法案が審議入り」という見出しです。こちらのほうが誤解を与える可能性は遥かに少ないでしょう。


「外出自粛、22年まで必要」 米ハーバード大が予測

この記事も意図的に扇情的な内容に翻訳しています。ハーバードが寄稿したレポートはこれなので英語ができる方は読んでください。

https://science.sciencemag.org/content/early/2020/04/14/science.abb5793

Abstract
It is urgent to understand the future of severe acute respiratory syndrome–coronavirus 2 (SARS-CoV-2) transmission. We used estimates of seasonality, immunity, and cross-immunity for betacoronaviruses OC43 and HKU1 from time series data from the USA to inform a model of SARS-CoV-2 transmission. We projected that recurrent wintertime outbreaks of SARS-CoV-2 will probably occur after the initial, most severe pandemic wave. Absent other interventions, a key metric for the success of social distancing is whether critical care capacities are exceeded. To avoid this, prolonged or intermittent social distancing may be necessary into 2022. Additional interventions, including expanded critical care capacity and an effective therapeutic, would improve the success of intermittent distancing and hasten the acquisition of herd immunity. Longitudinal serological studies are urgently needed to determine the extent and duration of immunity to SARS-CoV-2. Even in the event of apparent elimination, SARS-CoV-2 surveillance should be maintained since a resurgence in contagion could be possible as late as 2024.

『救急救命診療のキャパを超えないようにするために、ソーシャルディスタンシングを2022年まで延長あるいは散発的に実施する必要があるかもしれない』というような意味です。Abstractというのは要旨のことです。ぶっちゃけぜんぶ読む気はしないので私もここだけ読みました。

この内容を「外出自粛、22年まで必要」という見出しで紹介するのは明らかにミスリーディングを狙っていると言えます。social distancingイコール外出自粛ではないし、原文では『may be necessary』と言っているのに、必要と断言しちゃっている。この記事を読んで、というか見出しだけ見て、2022年まで今のような生活をするなんて耐えられない! という人が続出しています。それって世の中のために良いことなのでしょうか? 甚だ疑問です。

短期間ではアクセスを稼げるでしょうが、こういう行為を続けていれば長期的には信頼を失うでしょう。正直言ってこんなニュースサイトだったら私でも作れるわけで、右と左のサイトを1つずつ作って、それぞれを扇動すればそれだけで広告収入だけで食べられるのかもしれません。

フェイクニュースサイトとまでは言いませんが、中立な人間の情報ソースとしてはまったく役に立たないレベルになりつつあります。自分の感情を満足させるために偏った情報だけインプットしたい人には良いでしょう。

クリックベイト系のタイトルを付けることでアクセスを稼ぎ、広告収入を増やしたいという意図は理解できますが、すでに一線を超えてしまっているのではないでしょうか?

社説等で左寄りの意見を展開するのはまったく構わないのですが、扇動目的の嘘や誇張ばかりが見出しになるようならばもはや存在価値はないでしょう。

持続化給付金のまとめ(フリーランス編)

・2020年1月-12月の間に前年同月比で売上が50%以下の月がひと月でもあれば対象
つまり、4月の時点で申請できなくても今後影響が出て売り上げが半減した場合は申請できるということです。

・給付金は最大で100万円
計算の仕方は後述しますが、本業でやっている人はたいてい満額の100万円もらえます。

支給される額は「前年の総売上」から「前年同月比で50%以下の売上の月の売上 x 12」を引いた金額、または100万円の小さい方です。

たとえば去年1年間の売上が250万円、去年3月の売上が20万円で今年の3月の売上が10万円だった場合、250万円 – (10万円 x 12ヶ月) = 130万円となる。この場合100万円を超えるので、100万円の給付金を申請できる。

・申請はまだ先。4月最終週にWebメインで受け付ける予定。
窓口に殺到したら感染原因となるので当然といえば当然ですが、オンラインでの受付をメインにするとはなかなか日本政府も頑張っていると思います。

・必要書類は以下の3つ
①本人確認書類、
②2019年の確定申告書類の控え
③減収月の事業収入額を示した帳簿等

毎年、年が明けてから一生懸命帳簿をつけている人も、すぐに申請できるように第1四半期の帳簿付を完了させて待っていたほうが良いでしょう。

4/28追記:
➂については売上台帳だということが判明しました。

通帳の写しも必要になるようなので、いまのうちにスキャンしておいたほうが良さそうです。
地元県議会議員の情報によると5/1から受け付ける可能性が高いようです。
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin_kojin.pdf
https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html

・ご相談は0570ー783183(平日・休日9:00~17:00)

私はすでに売上半減の月があるので、100万円申請できます。申請解禁と同時に動けるように準備して待つことにします。

日本政策金融公庫のほう(借金)は先月30日に申請したけどいまだ音沙汰なし。最悪、価格が暴騰しているスイッチとリングフィットアドベンチャーをヤフオクかメルカリでさばくかな・・・(;´∀`) 売っても転売じゃないよ。純粋にダイエット目的で買ってクリア寸前ですから。

これがもらえたら本当にありがたいです。みなさん頑張って生き延びましょう。

ソース情報

この記事は2020年4月13日に書きました。