月別アーカイブ: 2019年9月

StoryBlocksによる謎のMarketplace閉鎖

一月ほど前にStoryblocksから突然Marketplaceを閉めてこの後はMember Library Partner Program(サブスクリプション形態らしい)だけでやっていきますという通知が来た。それと同時に君のカタログはなかなか魅力的だから、場所に余裕ができたら一部をMLPPで売りたいんだけど、どうかな? みたいな招待が届いていたので、応募した。

その後もアップロードは普通にできていたし、レビューも行われていたので続けていたが、9月に入ってアップロードができなくなった。どうやら本当にMarketplaceは閉鎖されたらしい。

てっきりMarketplaceへのアップロードはできなくなるが、販売はそのまま続けるものと思っていた。が、どうやら本当にすべてのファイルをサイトから削除しまったようで、いままでの時間はなんだったのか? と怒り心頭のコントリビューターも多いようだ。

私もちょっと怒っているのだが、基本的にここはAdobe Stockで使ったタイトルとタグをそのままコピペするだけで登録できだので、それほど時間は無駄になっていない。それでも年間1000ドル弱の売上はあったのだから、ダメージはあけっこうある。

今年はPond5による実質的なコミッションレートの切り下げもあったので、この調子でストックフッテージのビジネスを続けていって本当にやっていけるのかちょっと不安になってきた。過去にアップロードしたクリップを向こうで勝手にMLPPに横流しして、いくらかの収入がこれからもあるのであればそれでもいいが、もう一度アップロードしろ、とかもう一度タグ付けしろと言われたらその段階でこの会社は切り捨てようと思う。

しかし、なんでこんなコントリビューター全員を敵に回すような愚かなことをするんでしょうか? Marketplaceを維持するのがサーバー代的に割に合わないというのならばもう末期だろうから、身売りしたほうが良いと思う。

Pond5にしろVideoBlocks (StoryBlocks)にしろ、最初はクリエーターの味方ですって顔をして、フェアなコミッションレートなどを売りにコンテンツを集めておいて、必要なくなったらクリエターを切り捨てる会社は多い。基本的にプラットフォーマーや大規模エージェンシーというのは信用できない。本来であれば自分のサイトで独占的にコンテンツを販売するのがベストなのだろうが、個人では流石に難しい。

YouTubeに力を入れて広告収入の増加を目指すという戦略もあるが、Googleという会社もいざとなったら手のひらを返して、コンテンツプロバイダーを切り捨てるというのはGoogle+で嫌というほど経験した。

いずれにせよ個人の自由業者というのは大企業のご都合に振り回されますね。将来が見えないで不安になるときもあるが、まぁ、なんとかなるっしょ。

コモディティ化したスマホに続くイノベーションはこれだ!

「コモディティ化したスマホに続くハードウェアにおけるイノベーションはこれだ!」とは我ながら随分と大げさなタイトルを付けてしまった。が、この手の問題の答えに論理的な思考で行き着くことはできないのではないかと考えている。

イノベーションを起こす人を見ているとある共通点があることに気がつく、それは「自分がすごく欲しいけど、世界に存在しないものを作り上げる」ということだ。基本的に我々は成功者の話しか知らない。しかし、これがたとえば「自分はものすごく欲しかったけど、他に欲しがる人がいなかった」物を作ってしまった場合は、失敗に終わるだろう。

このようなイノベーションを実現する上で大事なのが、製品やサービスとしては存在しないが、今の技術で十分実現可能、という点だろう。これが不可能だとSFになってしまう。

では自分は何がほしいのか? PCやカメラについては仕事で使うので定期的に新しいものに買い換えるが、これらの製品も基本的にはマイナーアップデートの繰り返しで、それまでの延長線上にあるスペックの進化のために購入している。昔みたいにどうしてもほしいという感じではない。でもあるんです。自分は凄く欲しいけど、今の世界には存在せず、今の技術で実現可能でかつ商業的な需要も大きく、更に将来的に需要が大きくなるという物が!

もし自分が若くてエネルギッシュだったらこのアイデアで起業しますね。少なくとも起業を試みる。アイデアと行動力がある人が容易に資金を集められるようになってきている、というのは今の時代の凄く良い点だと思います。

でもこのアイデア、若いうちには絶対に思いつかなかっただろうな、とも思う。というのもですね。私、若いうちはとても目が良かったんですよ。学生時代の視力検査は常に2.0で、成人後も1.5を維持していた感じでした。でもね、最近老眼に悩まされているんですよ。45、6ぐらいからものすごいい勢いで進行し始めて今はiPhone 8Plusみたいなデカスマホでも老眼鏡がないときつい感じになっています。40代前半までは歳を重ねても数字が増えているだけで、自分がオッサンになったという自覚は皆無だったのですが、45ぐらいから様々な老化現象が一気に自覚可能なレベルに進行してしまって、ちょっと自信喪失っていうか、毎日一歩一歩棺桶に近づいているという実感を持たざるを得ないですね。

そして47のときについに老眼鏡を買ったんですよ。百均の商品ですが。1.0のやつ。いやぁ素晴らしいですねテクノロジーの力。文明の利器。見える! スマホの文字が見えるぞ! ツーか俺、ポンコツじゃん、って感じです。本当にね。精神年齢は変わらないのに肉体だけ劣化していくのってけっこう辛いもんです。

でもいままでずっとメガネを持たない生活を続けていたので、よく忘れちゃうんですよね。ちなみに遠い方の視力も今は衰えて1.0を切っています。免許の更新のたびに厳しくなっていって、前回の更新はギリギリだった感じ。次は眼鏡等の条件がついちゃうかな〜ってところまで進行しつつあります。

そうすると欲しくなるのがいわゆる遠近両用眼鏡というやつですが、これって、レンズの部位によって遠景と近景を切り替えるそうです。で、結局面倒くさいと。スマホを見るときはレンズの下の方しか使えないので、ちょっとした確認には良いかもしれないが、本を読んだりするには厳しい。

そこでやっと本題ですよ。イノベーション。遠近両用眼鏡2.0って言うんですかね。遠近が完全に切り替わる眼鏡ってどうでしょう。音声認識で「アレクサ遠」とか言うと遠距離用になる感じ。欲しいと思いません? 具体的には左右で2枚ずつ合計で4枚のレンズを使用します。これがガルウィングみたいに跳ね上がる。メカメカしくてかっこいい! 団塊ジュニア世代続々と老眼になっているので受けるんじゃないでしょうか? 

まさに少子高齢化の時代にふさわしい新製品だと思います。さらに中国も日本から約20年ほど遅れて少子高齢化の時代に突入するようなので、将来的なグローバル需要も大きい! 更に遠い将来になるとたぶん攻殻機動隊のバトーみたいに高性能義眼をマウントできるようになりそうなので、市場が盛り上がるのは今から数十年間でしょうけど、日本企業にとってチャンスじゃないでしょうか? こういうのって若いカリスマ的な経営者が起業して〜って感じの商品じゃないですもんね。日本企業向きです。ニコンは眼鏡のレンズも出しているようですし。光学と電子の両方に強いソニーやパナソニックにも良いかも?

と思ったら、なんと、次世代アイウェア「TouchFocusTM」という製品がすでに出ていた! ここまで書く前になぜググらなかったんだ、俺は! まぁ、もう書いちゃったから仕方がない。音声じゃなくて、指でタッチして切り替えるようですが、既存の遠近両用メガネよりは良いかな。使ってレビューしてみようかな、と思ったら25万ですか、そうですか。70-200mm f2.8新品って感じのお値段ですね。現時点ではちょっと手が出ないなぁ。。。

https://www.touchfocus.com/

Windows 10とMacでファイル共有できないときの対処法

実に15年ぶりにWindows PCを購入したので、早速Macとファイル共有しようと思って、ネット上の記事などを参考に設定した。が、WindowsからMacが見えない! 何故!? と思っていろいろ調べてやっと解決しました。

なんとWindows 10の最新のアップデートでSMBサポートが切られてしまっているようです。しかし手動で設定して解決することができます。

コントロールパネルを開いて、プログラムー>プログラムと機能を選択し、右側に表示されたWIndows機能の有効化または無効化をクリックします。そして SMB 1.0/CIFS File Sharing Supportを展開して、SMB 1.0/CIFS ClientとSMB 1.0/CIFS Serverを有効にして、OKを押下し、再起動することで無事にMacが見えるようになりました。

QUICK SYNCがあるからAMDよりもINTELなのよ

現在は割と速めのiMacをメインに使っているのですが、長い4K動画をYouTube用にエンコードするとものすごく時間が取られます。CPUも殆ど持っていかれるので、バックグラウンドで快適にネットサーフィンとかもできないし、一度YouTube用の動画のエンコードを始めてしまうと、デスクトップではなにもできなくなってしまう。

という訳で、動画専用にデスクトップをもう一台買おうかなと思っています。動画をエンコードしている間に、iMacでRAW現像とか別の動画処理とかもできるので、生産性があがるかな、と。正直言うと純粋な物欲的には撮影機材が欲しいのですが、収入に直結するのはこちらかな、と。

バックグラウンドで動くことも多いので、別にMacじゃなくても構わないから、ショップブランドでBTOでも組むか〜ということで、16コアのすごいやつ、Ryzen 9 3950Xを待っていたのですが、ここに来てQuick Syncの存在を知ってしまいました。いや買う前に知ってよかった。

知っていますか、Quick Sync? 知っている人はこの記事を読んでも何も得るものがないので、とっとと他のサイトにでも行ったほうがいいと思いますが、動画を取り扱っているのに知らないという粗忽者(つまりついさっきまでの私)は読んでいったほうがいいかもしれません。

Quick Syncというのは要するにIntelのCPUに内蔵されたGPUを使ってMP4エンコードを劇的に速くしちゃう技術なんだそうです。下の動画を見てもらうとわかりますが、R9 3900Xとi9 9900Kで比較した場合、ほとんどの領域で3900Xのほうが9900Kよりも速いのですが、ことQuick Syncを使用したmp4エンコードの場合は9900Kのほうが圧倒的に速い。7-8倍速い。

私はかなり特異なことをしていて、YouTubeに3時間とか8時間の4K動画をアップロードすることがあって、これがまぁ洒落にならないぐらい時間がかかるのです。一晩とか。こうなってくるとINTEL使うしかないですね。

ということはINTEL系CPUには罠があるということになります。というのもCPU内臓のGPU機能を省いた「KF」というモデルがあって、たとえばCore i9 9900KのGPUなしバージョンはCore i9 9900KFといった感じです。どうせ外付けのGPUつけるからCPU内蔵のGPUいらなくね? という訳でほんのちょっと(3000円とか)だけ安くしたモデルなのですが、これを買うとQuick Syncが使えない。たかが3000円ケチったためmp4のエンコードに掛かる時間が10倍前後長くなってしまうという。クリエーターにとってこれは罠ですね。気をつけましょう。

AMDにもVCEという似たような仕組みがあるようですが、Adobeがサポートしていないようなので、Premiereで編集したものをエンコードしてYouTubeに上げるときとかは圧倒的にINTELが速くなりそうです。またカメラで撮影した動画ファイルを変換しないでそのまま編集するときもIntelが速いってことになりますね(RAWやProResで撮る場合を除く)。ちょっと調べてみましたが、どうやらDavinci ReolveはVCEをサポートしているようです。

予算があればmp4エンコーディング用にCore i9、ノイズリダクション・スタビライゼーション・モーションブラー等の時間がかかる処理用にRyzen 9、その他のタスク用にiMacって感じにしたいところですが、予算以上にスペースの都合もあってなかなか難しいですね。

ちなみに私のYouTubeチャンネルはこちら。