投稿者「YUGA」のアーカイブ

ミニ氷河期入りって本当?

地球は「ミニ氷河期」入りか、2030年までに-科学者が警告

バレンティーナ・ザーコバ教授率いる英ノーサンブリア大学の研究者たちは、数学モデルに基づき、太陽活動が60%低下し、地球の気温が急低下すると予想した。

というセンセーショナルな文言が踊っていたので驚いてちょっと調べてみたら、こんな記事を発見した。

話題の「2030年ミニ氷河期説」を研究当事者が「極小期は訪れるがミニ氷河期にはならない」と説明

「確かに涼しくはなるでしょう。でもハリウッド映画のように何もかもが凍りつくような氷河期は来ません」

17世紀に太陽活動が低下した期間を「マウンダー極小期」というそうだ。この期間、ヨーロッパや北米では確かに少し寒くなったそうだが、北半球全体で言うと平均気温では0.1度または0.2度程度の低下でしかなかったらしい。しかも今回の極小期は前回よりも短いので、それほど影響は無さそうです。てっきり10度ぐらい低くなるのかと思っていたので肩透かしを食らった感があるが、よく考えてみれば江戸時代の日本で寒さが原因でバタバタと人が死んでいったなんて話は聞いたことがない。

センセーショナルに書きたてほうが反響があるのでついついそういう方向にメディアは流れるんでしょうね。ツイッターなんかもちょっと大げさな文言で感嘆符を付けて写真をアップするとRT&FAVがいっぱい貰えます。しかし、どうなんでしょうか。受ければそれで良いのか? という疑問もあります。結局、大衆がある程度しっかりしないと民主主義ってまともに機能しないでしょうね。

ちなみにこのザーコバ教授は極小期に少々涼しくなったからといって、地球温暖化対策を怠ってはならないと警告しています。

There Probably Won’t Be A “Mini Ice Age” In 15 Year

 

Canon LBP6240をWiFi経由でMacで使う

モノクロレーザープリンターCanon LBP6240を買ったのは良いが、MacでWiFi経由で使おうとして結構手間取ったので手順を書いておく。

ドライバは以下のURLで入手した。
http://cweb.canon.jp/cgi-bin/download/select-os.cgi

まずUSBケーブルでプリンターをMACにつなげ、macx-nwsut-220-00.dmgというアプリのほうでネットワーク設定をする。

うちのルーターにはWPSボタンが付いていないのですべて手動で設定した。
ルーターに記載されているSSIDと暗号化キーを入力する。
暗号化はAUTO、プロトコルはDHCPで設定した。

設定したらプリンタ上面の左下にある白い給紙ボタンを長押しする。すると、プリンタの設定状況が印刷されるので、そこに記載されたIPアドレスをブラウザに入力する。

例: http://192.168.0.10

ブラウザにログイン画面が表示されたら正常に設定されている。

その上でドライバをインストールする(macx-carps2lbp-130-00.dmg)

ドライバをインストールしたら[システム環境設定]で[プリンタとスキャナ]を選ぶ。

プラス(+)ボタンを押す。
Canon LBP6240が候補に選ばれるので選択する。
ドライバを手動で[Canon LBP6230/6240]に設定する。

家の環境ではこれで使えるようになった。どうも一度USBで設定するとその設定を[プリンタとスキャナ]でマイナス(-)ボタンを押して削除しないと、WiFiは正常に使えないようだ。私はUSBが繋がっていない状態でドライバも再インストールした。

モノクロレーザーLBP6240を購入

私は写真家なのにあまり家で写真をプリントしない。家で行うプリントの大半はモノクロのテキストなので、テキスト専用にモノクロレーザーを購入した。

機種については暫く悩んだ。最初は一番安いLBP3100にしようかと思ったけど、WiFi、両面印刷、印字速度、立ち上がり速度、占有スペース等を総合的に考えてCanon LBP6240にした。初期投資が5000-6000円ほど高くなるが、長い目でみればこちらのほうが満足度は高そうだ。Canonの製品を買うのはコンデジのPowerShot S200以来だ。これは直ぐに手放したがLBP6240とは長い付き合いになるのではないかと期待している。

そういえば10年ほど前、ImageRunner関連の翻訳をよくしていた。ネイティブチェックで赤入れて返してくれたので、あれでだいぶ日英翻訳が鍛えられた。

ハスラーのスマホ連携ナビ

ハスラーが納車された! G、NA、4WD、セットオプション、スマホ連携ナビに高い方のフロアマットとカーテン&タープキット、希望ナンバーを付けて165万円ほどでした。色は悩みに悩んで水色と白のツートンカラー(通称富士山カラー)。連れと二人で北海道を車中泊で旅行してきましたが6泊のうち5泊車中泊で問題ありませんでした。

納車されて気がついたのだけど、セットオプションにはフォグランプがついていない! で、フォグランプを付けるにはバンパーを変更しなければならないらしい。バンパーも変えるんだったらルーフに合わせて白にしたいな。でもそうするとリアバンパーも合わせて白に変えたくなる。フォグランプはどうせならリングイルミ付が欲しい! と、どんどんと出費がかさむオプション設定になっています。スズキさん商売上手ですね。暫く悩みます。

とりあえずスマホ連携ナビにはMicroSDカードスロットが2つ付いていて、下の方はシステムデータが入っていて、上のスロットにはユーザーのデータを入れられます。ここにMP3のファイルを入れて聞いたのだけど不思議なことにケーブル経由でAUXで聴くよりだいぶ音が良かった。よほど酷いADコンバーターを使っているのだろうか? ネットでいろいろ調べたところ32GBまでしか対応していないという話だったけどTranscendの64GBを入れたところ問題なく再生出来ました。アルバム一枚だけしか入れてないので、フルに64GB使いきれるかはチェックしていませんが一応ご報告。

使いものにならないという噂だったカーナビは思ったよりもマシでした。少なくともGPSの精度はスマホよりだいぶ上です。入力が若干面倒だけど、十分使い物になるレベル。バックカメラも便利なのでコスパは割と良いかもしれません。スペックを見て出力が12W/chだったのが少し心配だったけど、音量は十分に出ます。これで不満な人は騒音をまき散らしている迷惑な人だけでしょう。

スピーカーは富士吉田のオートバックスでケンウッドのKFC-RS171を安売りしていたので取り替えました。工賃込みで一万円ちょっと。やたらとローが出るけど分離が悪くて抜けが悪い純正とは対照的にやたらと高音が痛くて中域が痩せた音なので、EQでハイを削って60Hzと800Hzあたりを少し上げました。できればパライコを付けて欲しいけど使いこなせる人は少ないかな〜 純正の音に比べれば良くなりましたが、それほど劇的には改善されませんでした。それなりにちゃんと鳴っているのですが、ちょっと固めで薄い音です。どうせ運転中はノイズが多いのでこれぐらいの音質で満足することにします。

SONY SRS-X2

6/6-6/21まで東京京橋のISLAND GALLERYで開く個展の期間中は東京のホテルに泊まることにした。ホテルというよりウィークリーマンションに近いノリのところで、永代橋のそばにあるので歩いて京橋まで行くこともできる。期間中、部屋で音楽を聞けないのは寂しいのでSONYのSRS-X2というブルートゥーススピーカーを買った。ヨドバシでポイントを勘案すれば実質7000円ほどで買えた。

音の方はそれなり。まぁ、大きさと値段を考えれば頑張っている。Death Cab For CutieやNorah Jonesあたりは結構ふつうに聴けたが、いつもリファレンスとして聴いているRadioheadのEverything in its right placeを聴いてみたら、ちょっと低音がブーミーな感じだ。シンセ系の音源よりもアコースティック系の音源の方がこのスピーカーには合うのかもしれない。だが、試しにガラスのコップの上に置いてみたらだいぶスッキリとした音になった。コンパクトなサイズを活かしたこんなアイソレーションの仕方も良いかもしれない。

しかし、なんだかんだと言ってやはりスピーカーの大きさの差は大きい。うちにCreativeのInspire T10という3000円ほどで買ったスピーカーがあるが、こちらのほうが音が良い。だがX2は携帯性と接続性が売りだと思うので納得している。MacBook Airの内蔵スピーカーで音楽を聴くよりははるかにマシですから。

NFC対応なのは素晴らしい。が、NFC対応のAndroidスマホには音楽を入れてなかった。iTunesのライブラリに入っている音楽をAndroidスマホで聴くのはどうも面倒くさそうだ。でもNFCは使いたいので、AudibleとKiku Playerを中心に使おう。

お彼岸に会いましょう

どうしてもバンド名も曲名も思い出せないけど、頭のなかで繰り返し再生されるサビがあって気になって仕方がない。歌詞もサビのeverythingしか思い出せないので、鼻歌で検索できるSoundHoundというアプリをダウンロードして「Everything, Everything んんn〜」と歌ってみたらDeath Cab For Cutieの”Meet Me on the Equinox”だった。「お彼岸に会いましょう」という邦題がついてたらクールだななんて思って思わず一人でニヤついた。音源はすでに自分のiTunesの入ってたが忘れていただけでしたw 今日はこれから東京に出かけます。

 

結局Hustlerを買いました( ̄ー ̄)ニヤリ

車選びに悩みに悩んで結局ハスラーを買った。仕様はG、CVT、NA、4WD、水色/白ツートン。雪道、悪路、車中泊、小回り、燃費といった、自分のニーズを一番高いバランスで満たしているのがこの車だった。普通はウェイクやNBOX+あたりと悩むところだろうけど、最後まで候補に残ったのは初期型フィット4WDの中古だった。無理なくキャッシュで買えるので、万が一ローンの審査に落ちたらフィットにしていたかもしれない。フリーランスなのでローンの審査ってドキドキする。

ハスラーは色でかなりイメージが変わるので大いに悩んだ。最初は赤黒で頼んだが、やはり青白に変えてもらった。この色は正式にはサマーブルーメタリック ホワイト2トーンルーフというらしいが、いかにも夏が似合いそうな色だ。赤黒は日陰に停まっているのを見るとカッコ良いのだけど、晴天下では青白のほうがずっと良い。それと黒いルーフは夏場に暑くなりそうだし、5年以上は乗るつもりなので色あせも気になりそうだ。

富士吉田にスズキアリーナがあるのだが、御殿場のぐみ沢にあるスズキ自販で買った。吉田のスズキで試乗したが、正直言って担当者の感じが良くなかった。そんなに遅れているわけでもないのに直ぐに戻って来いと携帯に電話を掛けてくる。一応、見積もりも出してもらったが値引きもなしで、態度からも誠意が感じられない。同じぐらいの値段ならば近い所で買うのだが、再交渉する気すらおこらなかった。大月や笛吹のスズキ取り扱いモータースでも見積もりを出してもらったが、御殿場が値段も雰囲気も一番良かった。御殿場のスズキまで30km弱ぐらい。田舎なので30-40分ぐらいで行ける。

Gはセットオプションに含まれているシートリフターがないと運転席をフルフラットにできないことが判明したので、ディスチャージヘッドランプとか色々含まれているセットオプションを付けた。シートだけでいいんだけどね…… カーステだけ別途につけるつもりだったが、バックカメラに惹かれてスマホ連携ナビも付けてしまったので結構な金額になりました。

スマホ連携ナビ、セットオプション、純正タープ、ビルトインETC、希望ナンバーを付けて全部で165万円ほど。ディーラーは2.9%のかえるプランが使えるのが大きい。これを使うと安心メンテナンスパックもつくので、メンテ費用や初回車検費用がかなり安くなる。

5年は乗ります。早く乗りたいな〜

EDIT:
御殿場の自販を褒めたが、その後すこし面白くないことも起きた。一箇所ハンコを押してもらうのを忘れていたので、ディーラーまで来てくれと電話がかかってきた。だったら郵送してくれといったが、あくまで来てくれと頼んでくる。富士吉田から御殿場まで往復で一時間以上かかる。時間も取られるしガソリン代もかかる。こちらに来たついでに立ち寄ってくれとと言われたが御殿場に行く予定などない。自分のミスなのに、よくそんなこと平気で頼めるな、と呆れて、向こうに書類を持ってこさせた。長い付き合いをするのは難しいかもしれない。

相続税を支払う必要がある時点で準富裕層以上だという現実

なぜ払う?納得できない税金1位は

R25というフリーペーパーの記事で恐らく対象は30代までの比較的若い社会人だと思う。リストを見てみると3位に相続税が入っている。

【3位 相続税 144pt】
20代だと意識する機会は少ない「相続税」だが、「同じ世帯に暮らして家計をともにしているにもかかわらず税金が発生し納得がいかないから」(30歳)、「家を相続する時に支払う現金がないので、家を売却しなければならないとか、そもそもおかしい」(35歳)など、30代を中心に憤りが多い模様。なお、「破産しそう」(34歳)という人も…。

相続税の基礎控除が『5,000万円+1,000万円×法定相続人の数』だということをどれ位の人が知っているのだろうか? という疑問が湧いてくる。四人家族でお父さんがなくなった場合は控除額が8000万円ですよ。8000万円を超える財産を残した人のみが課税される。一億円資産があっても課税されるのは2000万円です。一般的な庶民は一円も払う必要がない。相続税で大騒ぎする必要があるのは総人口の2-3%ほどしかいない富裕層だけです。知らないんでしょうか?

P.S. 改正されて今は「基礎控除額 = 3000万円 + 相続人の数 × 600万円 」となっています。

メールが面倒くさい

学生のメール離れ 名無し送信や受信箱放置など無作法も増加

学生のメール離れが問題になっているという記事が出ていたが、私のメール離れも同様に2010年ごろから深刻化している。日本の若者の場合はLINEなのだろうけど、私がよく使うのはFacebook Messangerだ。LINEは同じアカウントを使えるデバイスがPC/タブレット1台とPC1台という制限がある。スマホメインでPCは1台あるいは無しってライフスタイルなら良いだろうけど、私のようにデスクトップ1台にラップトップ1台、スマホ2台(iPhone/Android)というライフスタイルにはまったく向いていない。そもそも日本の若者のあのLINEのアクセントが受け入れ難い。お前ら英語できないだろ、と思う。

まぁLINEでもFBでもなんでも良いけど、メッセンジャーに慣れるとメールが非常に面倒に感じて、ついついチェックするのをわすてしまうことがある。とはいえ割とフォーマルな形の仕事のオファーとかは未だにメールが中心なのでメールのチェックはちゃんとしなければならない。この記事を読んで慌ててメールボックスをチェックした。

「格差」がなくなったら文化も芸術も育たない ?

「格差」がなくなったら文化も芸術も育たない ―デヴィ夫人が自著で叫ぶ

浅学にしてこの本は読んでいないが、なるほどお金持ちがパトロンとなって芸術家を支援するからこそ優れた芸術が育つ、という意見は一理あるかもしれない。格差がない社会というのは大衆文化しか育たない社会ということになりますからね。実験的な活動をしているアーティストがいるからこそ、大衆向けの作家もそれを分かりやすい形で取り入れて文化が発展する。しかし、大衆しかいない社会では実験的な活動をしている人たちは総じて経済的に苦境に立たされている。私も結果としての格差は肯定します。だが機会の格差はできるだけ小さいほうが良い。

しかし、お金持ちがパトロンになって才能のある芸術家を支援するって形は、日本ではあまり確立されていないよな気もします。バブルの頃にお金の余った日系企業がゴッホやらルノワールの絵を買いあさっていましたが、買うのは評価の確立したとっくに亡くなっている大家の作品ばかり。現在生きていて、しかも経済的に自立するのが苦しい作家を支援してこそ、お金持ちの存在価値ができると思うのですけどね。結局それをちゃんとやろうとすると審美眼が必要になる。

目利きができない人は評価の確立した作品を買うしかないが、目利きができればまだ有名になっていない才能あふれる作家の作品を安価で購入して大儲けすることもできる。作家にしてみても生活の足しになるのだからありがたいし、直接関わっていない一般人にしてみても同時代に偉大な芸術家が出現すれば、展覧会等で鑑賞する機会ができて恩恵を受けます。どうせならば芸術的に豊かな時代に生きたいですよね?

知り合いの画商からの又聞きですが、ユダヤのお金持ちなどは実際にこういうことをやっている人も多いようですね。アーティストを幸せにして、社会に貢献して、自分もお金を儲けるわけですから、精神的にも金銭的にも豊かになる行為です。日本のお金持ちの方もぜひ見倣っていただきたい。別にいきなり大儲けできなくても良いじゃないですか。まだブレイクしていない作家をチェックして、気に入った作品があれば買ってあげればよいのです。そうすることでその作家は創作活動に専念する時間が増えるのです。すごく感謝されます。そういう行為を繰り返しているうちに自然に審美眼は養われると思います。そしてその作家が現代を代表する作家になったときに得意気に「儂が育てた」と言ってください。事実ですからその作家も肯定するでしょう。それこそが芸術家支援の醍醐味ではないでしょうか?

私もアートフォトを販売していて、多くのお客さんに買ってもらっています。とても感謝しています。私のお客さんは大金持ちというより、金銭的に余裕があって芸術に理解のあるアッパーミドルの人が多いように思われます。こういう階層が増えると文化的に豊かな時代が来るでしょう。