高学歴女子が貧困に陥りやすいというのは本当だろうか?

最近高学歴女性の経済的な惨状をセンセーショナルに煽ったような見出しの記事をよく見る。
「高学歴であればあるほど損をする」女性の雇用環境

まるで高学歴の女性は必ず貧困に陥るというような論調だが、当然ながら高収入の高学歴女性もいるだろうし、低収入の高学歴男性もいるはずだと思っていた。

男尊女卑の思想に凝り固まった経営者も中にはいるでしょう。しかし、まっとうな経営者にとっては学歴の高低や性別などはそれほど重要な問題ではなく、その人を雇うことが会社の利益につながるのか、それとも単なるコスト増につながるのかというのが一番大事な点であるはず。ただしそのあたりは雇ってみないとわからないので、参考指標として学歴というものがある。

するとスパがこんな特集を組んだ。
アラフォー世代が「高学歴貧困」に陥りやすい理由

高学歴貧困に陥る男性も多い、性別に関係なく高学歴でも貧困者が多く出る時代になった。ただそれだけのことをまるで高学歴の女性は貧困になりやすい、というフェミニズム的に偏った視点で捉えているという印象が強い。

もちろん男女の機会平等は大切だと思いますし、改善すべきところは改善したほうがが良いが、ちょっと我田引水が過ぎるように感じる。

コメントを残す