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ニコンによる1000人リストラのニュースを受けての雑感。

ニコン1000人削減 カメラ事業など2~3年で

ニコンに限らず各社厳しいようですが、個人的な意見としてはスマホにシェアが食われているんだったら、カメラをスマホにしてはどうだろう? と思うわけです。

背面液晶でLine、FB、Twitter、Instagramに直接投稿できるようにする。WiFi、ブルートゥース、NFC等で簡単にスマホにつながりますってのが最近の流れだけど、そもそも繋げるのが面倒くさいし、2つも持ち歩きたくない人が多いんじゃないでしょうか?

あるいはどうせみんなスマホ持ってるんだから、広角はスマホに任せて望遠や超広角に特化したコンデジとかはどうでしょう? 私があえてRX100M2で止まってるのはテレ端が100mmあるからなんですよね。

まぁ、パナのCM10が大ヒットしていたらそういう流れになったのかもしれない。あのコンセプトはまだまだイケルと思う。音声機能を省略しなければ面白い。少々巨大化してもいいからもっとセンサーが大きくてズームレンズがついていても面白い。レンズ交換式のスマホ、というのも面白い。普段はパンケーキでスマホ、でもマクロも望遠も魚眼も付けられる、とか。

最近のスマホはデカイし、一台ですべて済ませたい人が多いし、カメラ機能を更に強化している。だったらカメラをスマホにするってのはありだと思いますけどね。

ソニーやオリンパスがレンズカメラを出したけど、あれはワイヤレスで同期したりして結構面倒くさい。一歩進んでスマホ自体を開発しては如何でしょうか?

あるいは(自社製)スマホとドッキングするデジイチも面白いかもしれない。ドッキングした状態で撮ってすぐ送れる。ネットサーフィーンとかスマホとしてのみ使用するときは取り外して使う。液晶とか共通化できますよね。逆にチャンスかもしれませんよ。

何れにせよ医療機器で成功すると良いのですが。

追記:どうやらニコンもSmartBridge対応機はいちいちWiFi等で接続してから写真を選ぶ、というような面倒な手間無しで自動でスマホに全部送ってくれるようです。しかもGPSの埋め込みやタイムゾーンに応じた時刻設定も自動でしてくれるらしい。これはかなり良い技術。もっと宣伝しても良いと思う。現状APS-CのD500/D3400またはセンサーが小さいCoolPixの新型のみが対応しているようなので、DLシリーズの発売が待たれますね。いつ出るの(^o^;)?

OM-D E-M1 Mark II発表を受けての雑感。

E-M1MK2、動体撮影にかなり良さそうですね。でも思ったよりお高い。今回の売りはAF機能と連写機能のようなので、たぶんターゲットはM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROやM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROと一緒に使うつもりの人なんでしょう。このクラスのレンズを買う人は少々高くてもレンズの性能を存分に発揮できるボディが欲しいでしょうから、高額化をそれほど気にしないかもしれません。逆に、望遠で動体を撮らない人にとっては、価格に見合った魅力は感じないかもしれませんね。

ライバルになるのはNikon D500。D500は現在キャッシュバックキャンペーン中なので、本体が18万円、16-80レンズキットで23万円ほどで買えます。そう考えるとE-M1 Mark IIの価格設定はちょっと厳しいかな。特に換算600mmほどの望遠域で使う場合、(以前にも書きましたが)D500+Nikkor 300m f/4E PFを1.3xクロップモードで使うと、値段・重量ともにD500のほうが軽いです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROについては、換算80-300mmのf/2.8通しレンズという唯一無二の存在で、760gと重量も軽い。こちらの焦点距離がベストマッチする被写体(野良猫とか)の場合はオリンパスのほうが魅力的だと思います。70-200mm f/2.8はかなり重いですからね。流石に高感度耐性はD500のほうが上でしょうから、70-200mm f/4でほぼ同等だと考えたとしても、オリンパスのほうが安くて軽い。

お気楽(といっても14万ぐらいするけど)に望遠動体を撮影したい人はRX10M3も良いかもしれないですね。これもテレ端は換算で600mm f/4相当。しかしソニーは後継機出すのが早いし、どうせならRX100M5で新たに搭載された位相差検出方式AFセンサーがつくであろうRX100M4を待ったほうが良いかもしれません。

私は300mm f/4Eを持っているのでD500のキャッシュバックキャンペーンに食指が動きそうになりましたが、オーストラリアで散財してきたので自重いたします。。。

追記:オリンパスもキャッシュバックキャンペーンをやるようです。対象レンズ二本と一緒に購入すると5万円引きになりますね。

追記2:等倍のサンプルが出てました。12-100mm IS PRO f/4、良いですね! Nikon 28-300mm VRより周辺の画質が良くて、軽い。ボケも悪くない。便利ズームの決定版かも。山行・旅行はこれ一本でいけちゃうかな。ちょっと欲しくなってしまった(笑)

追記3:こちらには手持ち5秒の夜景や、手持ち6秒のライトトレイルが掲載されています。うーん。異次元(笑)

E-M1 Mark IIは流石に高すぎるという人も、E-M1、E-M5 Mk2、PEN-Fあたりを12-100mm PROと組み合わせれば、5軸シンクロ手ブレ補正を使えるようなので、かなり魅力的なんじゃないでしょうか。自分の場合、東京に住んでたときはE-M5を愛用していたけど、田舎に引っ越して車で移動する生活になった途端、殆ど使わなくなって手放したんですよね。移動は電車やバスで旅行や山行などにもよく行く、という人には非常に魅力的なレンズだと思います。

10万年の憂鬱

10万年・・・ ギャグだとしたら秀逸だと思ったがどうやら本気らしい。ホモサピエンスが現生人類に進化したのが20万〜10万年前、ネアンデルタール人が滅亡したのが2万数千年前。人類が文字を発明してからまだ6000年ほど。
 
300-400年は電力会社に管理させるとのこと。へぇ、400年後も既存の電力会社が存在してるんだ。ちなみに400年前って徳川家康が死んだ年です。荒唐無稽とはまさにこのこと。
 
管理って具体的になにするんでしょう。「ここは掘らないでね」って看板が置いてあるだけだったりして・・・

アメリカの軍需産業にしてもそうですが、巨大利権は止まりません。ついにリニアの工事が始まり南アルプスに穴を開けることになりました。リニアの消費電力は新幹線の3倍ですから、下手したら原発は増えるかも知れませんね。

ホモサピエンスがまともに地球を統治できるようになる日は来るのでしょうか? 正直言ってほとんど期待できないような気がします。より進んだ種が現れない限り、40億年続いた生命の歴史も我々が原因で終焉を迎えるかもしれません。

最低賃金、全国平均823円

<最低賃金>時給、初の800円台 16年度全国改定」という記事が出ていた。

上がること自体は良い。けど、まだまだ安すぎるよね。昔の日本は旦那が正社員で、奥さんは専業主婦、子供に手が掛からなくなったらパート、みたいな社会だったから、低めの最低賃金でも良かったけど、今はフルタイムの非正規雇用者も多いし、どんどん増えていく傾向にある。823yen x 8hrs  x 20daysということは月に131680円。ここから所得税、住民税、国民年金、健康保険が差し引かれると最早生きていけない。週6日勤務して、毎日1時間残業すれば、190319円ほどになり辛うじて生きていけるだろうけど、自分の時間がなくなる。向上心のある人が空いた時間を費やして、資格を取ったりスキルを身につけて貧困から抜け出そうとするのもままならない。

順位を見ると一位が東京都の932円で、二位が神奈川の930円、以下はちょっと離れて大阪、愛知、埼玉、千葉、京都、兵庫、静岡と800円台がつづく。家賃に関しては地方が圧倒的に安いのだけど、ガソリン代とかスーパーの小売価格は東京の郊外や埼玉・千葉・神奈川の東京よりのほうが安い(都心は高い)。交通費が支給される場合は、埼玉南部や千葉の西部に住んで東京に通うのが一番コスパが良いのかもしれない。

貧富の差が激しくなれば、治安が悪くなるし、極端な右傾化にも拍車が掛かる。最終的には富裕層も困ることになるだろう。アメリカではバーニー・サンダースが最低時給15ドルを公約に掲げて旋風を巻き起こしたけど、日本もせめて1,000円ぐらいにしたらどうでしょう? 企業の都合で非正規雇用を増やすのならばせめて最低賃金は上げるべきだと思います。

時代はカシスなのか?

「業歴126年、銘酒「国の寿」酒蔵の目野酒造(株)が破産へ」という東京商工リサーチの記事が出ているのだが、破産の原因として「消費者の日本酒離れや消費低迷、飲酒運転の厳罰化などが需要低迷に拍車をかけ、売上高が減少した」ことを上げている。

日本酒離れは間違いないだろうけど、消費低迷や飲酒運転の厳罰化が原因だったらすべての企業が影響受けるでしょ? と疑問に思って調べてみた。

酒レポート平成28年3月

日本における2013年のアルコール消費量はピーク時(1996年)の86%。言うほどは落ちていない。飲酒運転の厳罰化ってこじつけだよね。マーケットの大きさ自体はたいして変わってないんだもん。まぁ、ヤフーに配信する記事はいい加減にはしょっているのだろう。そうでもなければ、このリサーチ会社はまったく使えないということになるもんね。

清酒はピーク時の1/3程度に落ちているようだけど、焼酎は伸びている。そしてリキュールの伸びが凄まじい。1%未満から24%まで一気に駆け上がった。

リキュールってみんな何飲んでるんだろ? と思ってamazonのリキュール売り上げ順位をチェックしたところ、一位は「サントリーリキュール ルジェ クレーム ド カシス 700ml」でした。

 


 

カシスか・・・ カロリー高そうだ。

日本人の英語が通じない元凶:「ホ」の呪い

いわゆる5W1Hというのをご存じだと思います。英語では”Five W’s and One H”なんて言いますが、情報伝達の鍵を握ると言われる以下の6つの言葉のことです。

what(何), who(誰), when(いつ), where(どこ), why(なぜ), how(どのように)

中学生のとき、私はこれらの単語を英語の先生から次のようにカタカナ発音で教わりました。

what(ホワット), who(フー), when(ホエン), where(ホエアー), why(ホワイ), how(ハウ)

whoとhowについてはいいでしょう。しかしwhat, when, where, whyについてはこれじゃ通じません。リンクを張っておいたのでCambridgeのオンラインディクショナリーでネイティヴの発音をチェックしてみてください。

what(ワット), who(フー), when(ウェン(より正確にはヱン)), where(ウェア(ヱア)), why(ワイ), how(ハウ)

このように覚え直しましょう。これだけで劇的に通じるようになります。whenとwhereに関してはア行の発音ではなくちゃんとワ行の発音になるようにリンクされたページでチェックしてください。「ゐ」と「ゑ」を日本語に復活させたら英語の発音がすこし簡単になるのに。

what, when, where, whyはそれぞれ頭に「h」をつけて発音しても問題ありません。つけてもつけなくてもどちらでも正しい発音です。しかしこの「h」はかなり微妙な子音だけの「h」なのです。「h」とこれぐらいの大きさの薄い色のフォントで書いた方がいい感じの「h」。日本人が「h」をつけようとして「ホ」と発音すると、それは「ho」になってしまうのです。そしてこの「ホ」が原因で無残なほど通じなくなってしまいます。日本人の英語教師の大半はこの「h」を正しく発音できません。「h」をつけなければ不正確な英語だというならともかく、どちらでもよいのに好き好んで難易度が高い発音を教えるのはばかげていると思いませんか?

what(ワット), who(フー), when(ウェン), where(ウェア), why(ワイ), how(ハウ)

と覚えるだけで劇的に通じやすくなります。英会話において一番大切なのは質問です。とりわけ自分以外は複数のネイティヴスピーカーというような状況では自分から積極的に質問しないとまず会話について行けません。いわゆるpart of the furniture状態になってしまいます。質問することでトピックが何かをつかむことができるのです。相手も自分のことについて滔々と話すのは気分がいいですし、自分が自分のことについて滔々と話すのは別次元の英語力が必要になります。上級と言われるレベルになるまでは、短いセンテンスの受け答えしかできないでしょう。しかし質問で必須の6つの単語(文法的には疑問副詞または疑問代名詞と呼ばれるもの)のうちの4つが非合理的な教育を通して非常に通じづらくなっているので、質問してもまったく通じない。極めて基礎的なセンテンスなのに何度も聞き直されて、それでも通じないので心が折れてしまった人もいるのではないでしょうか。残り一つの疑問代名詞「which」も「ウィッチ」と発音しましょう。ええ魔女を意味する「witch」と同じ発音です。無理して「h」をつける必要はありません。

とにかく質問、よくわからなかったらまた質問。それを繰り返すことで経験値が得られます。通じる英語を覚えましょう。

どうやらこの「『ホ』の呪い」未だに学校の英語教育で続いているようです。日本における英語教育の現状について聞く度に驚かされるのですが、30年前から殆ど進化していない。私が翻訳者になったときはこれからの若い子はみんな英語がぺらぺらになるから将来的には翻訳者なんて必要なくなるだろう、なんて言われましたが全くの杞憂に終わりそうです。AIについてもまだ論外なレベル。いちばんの脅威は激安レートで翻訳する途上国のマルチリンガルたちですが、クオリティで勝負するならば大丈夫です。ああ日本語が公用語の途上国がなくて良かった。閑話休題。繰り返しになりますが、とにかく5W1Hに関しては次のように覚えましょう。

what(ワット), who(フー), when(ウェン), where(ウェア), why(ワイ), how(ハウ)

30年前の自分にこのブログを見せたいぐらい(笑)

日本政府は国語の時間を削って英語の時間を増やしたり、英語の授業の開始学年を早めたり、といろいろ対策を練っているようですが、ちょっと的外れなことをしている印象があります。もう少し実用性を重視してほしいですね。「h」を頭につける発音もあるけど、正しく発音するのは難しいので無理につける必要はまったくありません、って教えればいいだけの話。こういうのを積み重ねていきません?

ああ、あと映画の配給会社やレコード会社の人も邦題に「ホエン」とか使わないで欲しい。日本人の英語力低下の温床になっています。

P.S. whileやwhiteついても同じです、発音はホワイル(hwail)・ホワイト(hwait)ではなくワイル(wail)・ワイト(wait)と覚えましょう。

OLYMPUS 300mm f/4 IS PROの発表で思い知るNIKON 300mm f/4E PFの素晴らしさ

オリンパスは以前から300mm f4を出しますよ、とアナウンスしていたのでやっと出るのかという感じです。望遠は嵩張るので、M43で望遠ってのも良いかなと以前は思っていたけど、このレンズは三脚座無しで1270gと結構重い。E-M1が443gなので合計で1713gになります。

意外と知らない人も多いがニコンにはAF-S Nikkor 300mm f/4E PF ED VRというレンズがあって、私も愛用しているが、これがとても軽くて解放からシャープで写りが良い。重さは755gなので760gのD500と組み合わせても1515gとなる。つまり、マイクロフォーサーズのシステムより軽い。しかも、D500は1.3xクロップモードも備えているので、その場合の換算画角は585mmになるから同じぐらいの画角で撮れる。

絶対的な手ぶれ補正の性能はオリンパスのほうが若干上だと思うけど、AF性能、連射機能、高感度耐性等、それ以外のほぼすべての領域でD500のほうが性能が良いので、望遠目的でオリンパスに行く理由は無くなった。猫撮り限定ならばE-M1と40-150mm f/2.8の組み合わせはかなり魅力だけど。

D500+300mm f/4Eって組み合わせはかなり心惹かれる。発売されたらK-3IIを下取りに出して手に入れよう。D5も勿論素晴らしいのだけど、風景ばかりで使っても宝の持ち腐れだし、遠くの動体撮るには500mm f4ぐらいのレンズが欲しくなるだろうから、高くて重いシステムになる。山行や旅行ではちょっと厳しい。D500は4K動画を本体で30分記録できるが、D5は外部ストレージを使わないと3分までしか録画できないという制限もD500に気持ちが傾く理由の1つ。見栄と所有欲だけでカメラを買うのも虚しいし。

やはりD810A&D800Eで風景、D500で望遠動体って組み合わせが、自分の場合は理にかなっている。D5300はタイムラプス専用機としてシャッターユニットが壊れるまで使い続けるつもり。

初ペンタだったK-3IIにはいろいろと新鮮な機能がついていて感心させられたが、AFエリアのカバー範囲が狭い(D5300より狭い!)のと、RAWボタンに割り当てた手ぶれ補正のON/OFFがたまに効かなくなる点、フォーカスポイントを動かすときにいちいち右下のボタンを押さなければならない点がかなり使いづらく感じる。リアルレゾリューションも被写体ブレがもろに影響する上に、ブラケットと連動できないので、実際の作品作りで役に立つことは少ない。単にニコンの操作体系に慣れてるだけかもしれないが、ニコンも元気になったのでしばらくはニコン野RAWでいます。

ニコンはPFレンズを使った軽量高性能望遠レンズをもっと作って欲しい。400mm f/4E PFを1kg前後で出してくれたら最高だ。30万ぐらいしちゃうかもしれんけど。

Tamron 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)

旅行・山行用に軽くてそれなりに写る便利ズームが欲しくなった。普段から愛用しているSIGMA 24-105mm f/4 DG OS HSM | ARTは便利さと画質を兼ね合わせたモデルで、解放での周辺減光さえ気にならなければ便利な上にかなり高画質という素晴らしいレンズだ。が、重量は結構あるし、もう少し望遠が欲しいシチュエーションもよくある。Tamron 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD Model (A010)はとてもコンパクトで軽い割にはなかなか評判が良かったので、ちょっと試してみた。

_9E63945Nikon D800E + Tamron 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)
28mm, f/11, ISO100, 1/10sec.
ピントは手前の家
f/11の等倍はこちら
f/22の等倍はこちら

安くて軽い割にはそれなりに写るが、私が手に入れた個体は明らかに右側の画質のほうが悪い。上下左右均等に劣化してくれれば使いやすいのだが、この手の便利ズームは個体差が激しいので、そういう個体を手に入れるには何本も買って一番良いのを選ばないと難しい。中央部分の画質悪化と小絞りボケ覚悟でf/16やf/22まで絞れば若干改善するが、手持ちの時はなかなかそこまで絞れない。AFも実は微妙に外れているということがよくあるので、手持ちで撮るときはピントを何回も合わせ直して、当たっているショットを期待するしか無い。風景撮るときはライブビューで拡大して完璧に合わせれば問題ないが、当然動き物には向かない。便利ズームだからしょうがない。

ちょっとこの周辺画質だと厳しいかな、というのが正直な感想。右端の画質が残念だ。偏りのないあたり個体だったらFXでもf/11程度の絞り値で周辺が許容範囲内に収まると思うので、かなり便利だとは思う。当たり個体が届いていたら絶賛していただろう。

周辺がダメならDX機につけて換算42mm-450mmで使ってみるのも一興かと思って試してみが、驚いたことにテレ端の画質はSP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)よりも解像度が良かった。

_DSC4401Nikon D5300 + Tamron 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)
300mm, f/11, ISO100, 1/6sec.
ピントは幼稚園の壁
Tamron 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010) 等倍
Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005) 等倍

コントラストと色乗りの違いは降りだした小糠雨の影響もあるかもしれません。WBオートで撮ったので、LRで同じにしました。明るさは若干調節しています。Gitzoの三脚にリモートレリーズで撮ったのでブレではありません。200mmも同様の傾向でした。

ちなみに70mmで比べるとA005の圧勝でした。A010はテレ端で頑張っていますが、ワイ端では24MPのAPS-Cでは中心部でも解像度不足が気になります。

コンパクトなのでD5300用の標準〜望遠便利ズームとして使おうかと思います。D5300はGPS内臓なのでロケハンを兼ねた旅行には調度良い。A010は当たり個体を求めてもう2、3個買うかもしれません。苦労して手に入れた当たり便利ズームは手放せませんよ。単焦点なんかはそんなに個体差無いですけどね。

追記
広角で風景を撮る場合は無限遠に近いところで撮ると隅がかなりあれますが、ピントをなるべく手前に設定して絞り込んで被写界深度を深くすると、若干改善されるようです。

追記2
結局一週間ほどで売りました。28-300mmは重さ1kg以上、フィルター系82mmとかでも良いのでもう少し使える画質のレンズをどこか出してほしい。28-200mmでも構わない。

猫脱出防止柵を設置

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私の家はかなり田舎だが家の前は交差点で朝夕は意外と交通量が多い。しかも、某佐◯急便のおじさんが呼び鈴を鳴らさずに勝手にドアを開くことがある。都会ではありえないことだが田舎なので仕方がない。が、万が一猫が外に出てしまったら大変なことになるかもしれないので、ネコ脱出防止用の柵を設置しました。購入したのはこちら:

日本育児 ベビーズゲート ホワイト 取り付け幅73~90cm×奥行2.5×高さ76.5cm 5994006001 6ヶ月~24ヶ月対象 扉開閉式突っ張りゲイト

もともとは赤ん坊が危険な場所に進入するのを防止するための製品のようですが、柵の間隔は狭い(約5.5cm)ので成猫にも使えそうです。扉を閉めると自動でロックが掛かります。

_9E63760

ロックを解除するには上部にある茶褐色のロック部分をスライドした上に扉を少し上に持ち上げないと開かないので、安心感はあります。家は防寒対策も兼ねてカーテンを兼用。これでまず大丈夫だと思うけど、開けっ放しにしたら無意味なのでそれだけは気をつけなければ。

_DSC4308

くーにゃんは窓際にお気に入りの場所を見つけたご様子。うちにやってきた当初はケージの中で石化してまったく動きませんでしたが、徐々に慣れてきたのか、さっそく障子を一枚破ってくれました(^o^;)