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Facebook株急落について思うこと

Facebook株が急落–時価総額が1日で約13兆円減少

Facebook株の急落で真っ先に気になったのが、360VRの将来がどうなるのかということ。現在、静止画と動画で稼いでいるが、360VRコンテンツへの参入を検討していたので将来が気になる。FacebookはOculusを買収していて360VRやる気まんまんなんですよね。まぁ、本業のSNSビジネスが頭打ちならば投資は継続するのかな。

しかし急落したと言っても株価はまだ176ドルある。確か株式を公開したときは40ドルとか20ドルぐらいだったような気がする。当時はGoogle+をメインSNSとして利用していたこともあって、周りはアンチFacebookばかり、どうせすぐに公開価格割れするとか一時的なバブルだとかそんな発言が多かったけど、買っておけばよかったなぁ。

そのGoogleについても同様で、私は翻訳業界にいたこともあって1998年、つまり創業直後から使っているんですよね。Googleが現れるまではAlta Vistaを使っていた。しかしGoogleが株を公開したときも買わなかったんですよ。Amazonも日本でサービスを開始したときに同時に利用し始めたのに株を買うという発想がなかった。はぁ。

よく老後に備えて貯金とか言うけど、自分が好きな分野とか得意な分野に限って投資するのが一番良いと思う。いま30年前の自分に一言アドバイスできるとしたら「自分が好きな分野に投資しろ」と言いますね。もう一言いって良いなら「10年単位で物事を考えろ」かな。一年の計をたてるひとは多いけど、10年単位で考えられる人は少ないんだよね。一発逆転とか一攫千金とか浮ついた考えを若いうちに捨てることができていたら・・・ま、生来の性格ゆえ、無理かな(笑)

まだ私もくたばりかけてはいないので、これからのことを考えてどこかに投資しよう。360VRのコンテンツを制作するというのも時間とエネルギーの投資だよなぁ。この分野はテクノロジーの伸びしろが大きいのでいまInsta 360クラスで撮っても5年経ったら解像度が不十分ってことになるかもしれない。

要するに未来のことはわからないけど、どこかに賭けないといけないってことですね。たとえ公務員になったとしても、本命馬の複勝を買っているような人生というだけで、絶対に安泰というわけではない。

Videoblocks (Storyblocks)のCEOからメールが来た

と言ってもコントリビューターみんなに送っているやつです。

要するにいままでは会員の会費だけでサイトを運営して、クリップの売上は全額コントリビューターに支払っていたけど、8/1からは50%になりますって話のようだ。ちょっとこのサイトでも売れだしてきた矢先だから痛い。それでも他のサイトと比べて特に悪い条件じゃないから置いておきますけどね。どうせ登録作業はみんなまとめてコピペでやってるし。

ま、スタートアップのときは大盤振る舞いでコントリビューター(コンテンツ提供者)をたくさん集めて、軌道に乗ったらコミッションレートを変えるっていうのは常道手段だよね。PIXTAもやった。昔はいちいち怒ってたけど、もう最初から織り込み済み。そのうち動画も売上とか貢献度に合わせてコミッションレートが変わる時代が来るだろうから、その時までにカタログを充実させて最高レートをもらえるようにしておかないとね。

https://www.videoblocks.com/portfolio/kritayuga

 

田舎暮らしは本当に悪夢なのか?

恐怖の実話!悪夢と化した「夢の田舎暮らし」という東洋経済オンラインの記事がプチ炎上しているようだ。東洋経済オンラインとしてもアクセスを集めたほうが広告収入が増えるだろうから、わざと極端な事例を取り上げてセンセーショナルな見出しを掲げているのだろう。ビジネスだからある程度は仕方がない。が、実際に東京都から山梨県に引っ越してきた身としてはちょっと釈然としない点もあるので、自分の体験談と考えを書いておきたい。

私が富士北麓に住んで5年が経過した。なんだまだ5年か、と思うかもしれないが、自由業の気楽さから、私は飽きるとすぐに住居を変えてきたので、5年間同じ地域に住むのは珍しい。富士北麓に引っ越してくる前は新宿に住んでいたし、その前はイタリアのローマに住んでいた。現時点ではこの地域での生活を気に入っていし、満足もしている。

たぶんこの問題は、小さな子供がいるのか、地元で就職する必要があるのか、という点が重要なファクターになると思う。私のようにもともとが翻訳者で写真家およびビデオグラファーとしても収入を得ている自由業者で、しかも子供がいない場合、地元との接点は限りなくゼロに設定できる。あるいはSNSや趣味等を通して知り合った同じ地域の住民とゆるく付き合う程度で問題ない。ちょっと特殊なケースなので、参考にはならないかもしれない。つまり私の場合は、本質的にどこに住んでも大差ない。

でもこの記事を読んだ人が山梨県全体に対してネガティブな感情を抱いて、移住先から除外してしまうようだとちょっと悲しい。少なくとも私の経験の範囲内では嫌なことは殆どない。強いて言えば冬の寒さが厳しすぎるのが嫌だが、夏が涼しいので仕方がない。

あまり地元の人達との接点はなかったが、例外として大家さんがいた。この東洋経済オンラインの記事の人はろくに調べもせずに地縁もない場所にいきなり家を買って、それでうまくいかないと不平不満を漏らしているようだが、どうなんだろう? ちょっと慎重さが足りないんじゃない? 私はとりあえず賃貸を借りましたが、正解だった思います。

富士吉田では大明見地区に住んでいました。ここは昔は独立した町だったそうです。富士吉田界隈に詳しい人はわかると思いますが、吉田の中でも周辺部で上吉田・下吉田あたりよりもより田舎度が高い地域です。大家さんはそのあたりの旧家だったのですが、そこでワンックション入ったおかげで、地元の面倒な用事はまったく入りませんでした。消防団も近所に建物があったけど、まったく勧誘もされなかったし、ゴミも普通に捨てられたし、特に大きな問題はありませんでした。

たぶん祭りとかに積極的に参加したい人とかは寂しいんでしょうが、無理ですよ。そんなの。大船駅の近くのギリギリで横浜市栄区内に住んでいた頃、地元神社の祭りにちょっと顔を出したことがありましたが、そこですら完全によそ者扱いで疎外感を感じるような状況でした。温かくコミュニティに迎え入れてもらいたいけど、いろいろと面倒な義務を負うのは嫌だってのは勝手すぎるでしょう。面倒なのなしが良いです。

大明見の生活での唯一の問題は暴走族。毎朝必ず家の前の交差点で爆音をふかしていました。それだけは本当に嫌でしたね。冬場になると路面が凍るので来なくなるのが救いでしたが、その分寒かった・・・ 彼らの徘徊ルートとか住んでみないとわからないですから、とりあえずは賃貸がいいですよ。田舎には暴走族がつきもので、親子二代ってのが普通ですから。自分の子供の中学校の卒業式のために特攻服を親が用意したとかいう話も普通にあります。東京から来た人間の感覚では極めてダサいのですが、彼らは未だにかっこいいと思っているようで、この調子で行くと、3代、4 代・・・と代を重ねて歌舞伎のような日本の伝統になってしまうかもしれません。

その後は山中湖村の別荘地に引っ越しました。結局、別荘地に落ち着いた、という点ではこの人と同じですね。家の場合は知り合いに別荘送を売りたがっている人がいて、一年ほど賃貸で住んで、購入を決断した場合はその間の家賃を頭金にするという条件で借りました。とりあえず賃貸で住んでいる間に地元での情報網を作り上げておくと、こういうお得な話もみつかります。賃貸で気をつけるのは入居前にしっかりと写真を撮っておくことですね。この地域では容赦なく敷金プラスアルファを請求してくるケースがけっこうあるようです。

で、別荘地での住心地はどうかというと、更に良いです。本当に自然の中だし、ゴミは24時間何時でも出せるし、管理費もそれほど高くない。山中湖村は富士吉田より更に寒いので冬の暖房費で3万円以上かかるのは普通ですが、トータルで考えるとかなり快適です。なによりも嬉しいのは、暴走族や選挙カーが侵入してこないこと。一番の騒音は北富士演習場から聞こえる砲撃の音ですが、個人的にはあまり気になりません。山中湖村の別荘地も湖の北側ではもう少し静かだと思われます。が、坂がこちら側よりも厳しいので、冬場はジムニー必須かもしれませんね。家のあたりだとハスラーでもなんとかなります。

だらだらと書いてしまいましたが、まとめるとこうなります。

・まずは賃貸で住む。

・別荘地または新興住宅地に住む。

常識的に考えて、限界集落になんの縁もない人間がいきなり入っていって、うまくいく筈ないですよね。文化人類学的な好奇心が強い場合は別ですが。上の2点に留意すれば田舎暮らしって結構簡単だと思いますよ。なにしろ今はアマゾンがありますから、まったく不便を感じません。